終身保険のコラム

終身保険に満期はない!よくある間違いを解説!!

投稿日:2019年10月21日 更新日:

時折、「入っている終身保険に満期が来たから…」のようなことを言う人がいます。しかし、終身保険に満期はなく、それは誤りです。何と勘違いをしているのか、終身保険の満期についてよくある間違いのケースを解説します。

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終身保険に満期はない!終身保険についておさらい

冒頭でも書きましたが、終身保険に満期はありません。勘違いをしていたという人のために、終身保険がどのような保険かをおさらいしておきましょう。

終身保険とは、被保険者が死亡したときや高度障害を負ったときに保険金を受け取ることができる生命保険の一種で、解約しなければ保障が一生涯続きます。つまりは満期(=保険期間が終了する期日)は存在しません。

終身保険は保障が一生涯続くので葬儀費用目的や相続税対策などによく使われます。人間いつ死亡するのかは分からないので、死亡後に必ずいるものについては保険期間の定めがある定期保険ではなく終身保険で備えようという考え方です。また、終身保険は解約時に解約返戻金を受け取れるので、老後資金や学資保険の代わりなど将来のための貯蓄目的で加入する人もいます。

より詳しくは、以下の記事をご覧ください。

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何と間違えている?

「終身保険の満期」という言葉を使う人は何と間違えてしまっているのでしょうか。よくあるケースについて紹介します。

保険料払込期間満了と混同

よくあるケースの一つ目としては保険料払込期間満了と間違ってしまっている場合です。保険料払込期間とは、その字の通り保険料を払い込む期間です。保険料を支払っている期間と保障を受けられる期間が等しい保険も多いため、保険料払込期間と保険期間を混同してしまっているケース、あるいはその2つの違いを理解はしているものの、保険料払込期間には普通使わない「満期」という言葉を使ってしまっているケースが考えられます。

終身保険の保険料払込期間は保険期間と同じく死亡するまで保険料を払い続ける終身払いのほか、10年間や15年間などの決められた年数あるいは60歳満了や65歳満了のように決められた年齢までのような短期払いを選択することができます。貯蓄を目的として終身保険に入る場合は短期払いの方がよいことや死亡保障目的でも老後に保険料を払い続けたくないという理由から終身保険では短期払いを選択することが多くあります。それゆえに終身保険なのに満期が来るというような言葉が出てきてしまうのです。

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そもそも終身保険ではなく養老保険

そもそも終身保険ではなく養老保険に入っているというケースもよくあります。養老保険とは一定の保険期間内に死亡・高度障害となった場合に保険金を受け取ることができ、満期時に生存していた場合には死亡保険金と同額の満期保険金を受け取れる保険です。死亡しても生存していても保険金を受け取ることができますが、死亡保障のための保険料と満期保険金のための積立の保険料を支払う必要があり、終身保険と比較しても保険料が高くなります。

養老保険は終身保険とは違い保険期間が一定の期間で終わります。つまりは満期が存在します。死亡保障のある保険として終身保険が頭に強くあり、契約してから期間が経つうちに養老保険に加入したのに頭の中で終身保険と置き換わってしまったと考えられます。

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定期付終身保険の定期保険部分が満期を迎えた

定期付終身保険とは終身保険契約をベースとして特約として定期保険を付加した保険です。アカウント型保険が発売されるまで各保険会社で主力として販売されていました。終身保険は貯蓄性がある分、保険料が高くなりがちです。そこで、終身保険に掛け捨ての定期保険を組み合わせることで一定期間保障を手厚くしつつ保険料を比較的抑えることができるようにしたのがこの商品です。

定期付終身保険は定期保険を組み合わせていますから、定期保険部分は10年や15年などで満期を迎えます。そして65歳などまで自動更新されていき、65歳になったらベースの終身保険のみとなって死亡保障額が下がります。「満期が来て保険料が上がった」「満期が来て保障額が小さくなった」というような場合は定期付終身保険の定期保険部分のことを指していると考えられます。

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まとめ

終身保険は満期がなく解約するか被保険者が死亡または高度障害を負うまで保障が続きます。そのため、「終身保険が満期を迎える」というのは誤りであり何か思い違いをしている可能性が高いです。保険料払込期間の満了と間違えているケースやそもそも終身保険ではなく養老保険であったというようなケースがよくあります。勘違いに気が付いた場合は一度保険証券などで契約内容を確認してみるとよいでしょう。


堀田健太

著者情報

堀田 健太
東京大学経済学部金融学科を卒業後、2015年にSBIホールディングス株式会社に入社、インズウェブ事業部に配属。以後、一貫して保険に関する業務にかかわる。年間で100本近くの保険に関するコンテンツを制作中。

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