終身保険のコラム

保険の一括払いはお得?一時払いとの違いは?メリットとデメリットを確認

投稿日:2022年2月24日 更新日:

生命保険の中には、保険料の払い方について月払い、年払い、一括払い等の中から選べる商品があります。一括払いをするとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

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一括払いと一時払いの違い

一括払いのメリット・デメリットを確認する前に、一括払いと一時払いの違いをご存知でしょうか?実は保険料の一時払いと一括払いは大きく異なります。

一括払いは全期前納と呼ばれることも多く、まとめて支払った保険料を保険会社が一旦預かり、運用しながら毎年の被保険者の支払い保険料として充当していきます。

一方、一時払いは全保険期間分の保険料をまとめて一度で支払う方法です。

  • 一括払い(全期前納)=預ける
  • 一時払い=払い込む

これが大きな違いになります。次にそれぞれのメリットとデメリットを確認してみましょう。

一括払い(全期前納)のメリットとデメリット

メリット

月払いよりや年払いよりも支払い保険料が割安になる

自動車保険と同様に、1ヶ月分ずつ支払うよりも長期間まとめて払う方が保険料がお得になります。とはいえ大幅に割引されるというわけではないので、一括払いを検討している場合はご自身の経済状況を考慮して決めるのが良いでしょう。

月払いよりも満期後の解約返戻率が高くなる

一括払いにすると満期後の解約返戻金や返還率が割増されます。

保険期間中に被保険者が死亡した場合や解約した場合、それ以降の保険料が戻ってくる

本来の払込期間が10年の保険を全期前納で支払って5年後に死亡した場合、未経過分である残り5年分の保険料が返還されます。また、期間途中で解約した場合、払込が済んでいる期間分の解約返戻金も戻ってきます。

保険期間中は毎年保険料控除の対象になる

一括払いは保険会社が保険料を被保険者から預かり、預かった中から毎年の保険料分を充当しているため、被保険者は毎年保険料の控除を受けることができます。

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デメリット

月払いに比べてまとまったお金が必要

保険料をまとめて保険会社に支払う必要があるため、まとまったお金が必要があります。貯蓄に余裕がない場合は突然の出費がかさんでも影響がないように気をつける必要があります。

契約してすぐに解約すると返戻金が元本割れすることも

保険期間が長期に渡り貯蓄性も備えている保険は、一度契約したら満期を迎えるまで解約しないことが前提です。早期解約すると支払った保険料よりも少ない金額が戻ってくることもあります。急にまとまったお金が必要になったから満期前の保険を解約して無理やり現金を用意する…ということが無いように注意しましょう。

一時払いのメリットとデメリット

メリット

一括払いよりも保険料が割安

一時払いは保険期間全体で計算すると一括払いよりも更に保険料が割安になっています。

一括払いよりも解約返戻率が高い

そして満期後の解約返戻率は一括払いよりも割高になっています。

デメリット

まとまったお金が必要

一括払いと同様に、本来10年や20年かけて払う保険料をまとめて一回で払い切る必要があるため、まとまったお金を用意しておく必要があります。

保険料を一時払いしたその年しか保険料控除の対象にならない

例えば保険期間が20年の保険を20年かけて払った場合、毎年最大6.8万円(所得税:4万円、住民税:2.8万円)×20年の控除になります。しかし一時払いの場合は最初の年にすべて払い込んでいるため、2年目以降は保険料を払っていないという扱いになり保険料控除は最大6.8万円×1年のみなります。

契約してすぐに解約すると返戻金が元本割れする

一時払いの保険は早期解約してしまうと元本割れする場合がほとんどです。

一時払いでまとまったお金を払い込んだ直後に急にお金が必要になってしまった…ということが起きても大丈夫なように、一時払いをする場合はもしもに備えて現金の貯金もある程度余裕があるのが前提です。

保険期間中に被保険者が死亡した場合、未経過期間分の保険料は戻ってこない

本来の払込期間が10年の保険を一時払いして5年後に死亡した場合、残りの5年分の保険料は返還されません。

通常、保険料払込免除特約が付加された保険に加入して払込期間中に被保険者が死亡してしまった場合は、以降の保険料払込の義務が免除されます。しかし一時払いだと払込済みの保険料は戻ってこないため、未経過分まで支払っていることになり損をしていると考えることもできます。

ただし解約返戻金は戻ってくるので、契約から一定期間経過していれば解約しても元本割れしません。

あなたに合う保険料の払い方を選びましょう

一括払いができる生命保険

終身保険

終身保険は貯蓄性の高い死亡保険です。一括払いだけでなく一時払いを推奨する保険会社もあるため、契約時に一括払いか一時払いか間違えないように注意が必要です。一時払いにすることで解約返戻金が払込保険料の総額を上回るまでの期間が短くなるため、「万が一にも備えられてお金も増えるから銀行預金よりお得だ」と捉えることもできますが、一時払いは早期解約すると元本割れするため、メリットだけでなくデメリットも知った上で保険の一つとして活用しましょう。

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個人年金保険

個人年金保険は60歳を迎えると年金形式でお金を受け取れる保険です。月払いや年払いに対応している商品もあれば、一時払いにしか対応していない商品もあります。また、多くの商品で保険料の払込期間が20年~30年と長期間に渡るため、一時払いの割引率が最も高くなります。

ただし、個人年金保険の保険料は個人年金保険料控除を受けるとことが可能です。一時払いにすると最初の年しか控除を受けることができないため、どちらが良いのかご自身の状況に応じて決めましょう。

学資保険

学資保険は子どもの教育費の準備と、親に万が一のことがあった時に備えられる保険です。一括払いをすると保険料が割引され、満期時の返戻率も高くなります。もし保険期間中に契約者である親が亡くなってしまった場合、未経過分は受取人に払い戻しされます。

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