終身保険のコラム

生命保険は重複して加入しても保険金を受け取れる?

投稿日:2022年5月12日 更新日:

医療保険や死亡保険など、生命保険には様々な種類の商品があります。もし複数の保険会社で同じ保障内容の生命保険に加入していた場合、給付金や保険金を受取ることは可能なのでしょうか?

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生命保険は重複加入ができる

保障内容が重複しても各給付金・保険金を受け取れる

生命保険の加入数に上限はなく、同じ様な保障内容の保険商品に複数加入することができます。そして、特段の問題がない限りそれぞれの保険会社から給付金や保険金を受け取ることが可能です。

例えば、A社とB社の同じような保障内容の医療保険にそれぞれ加入することが可能であり、病気やケガをした場合には各社に請求手続きをし、2社分の給付金を受け取ることができます。

また、A社とB社で同じような終身保険に加入した場合、被保険者が亡くなった際には受取人は各社へ請求手続きをし、2社分の死亡保険金を受け取ることができます。

重複した分、上限額に注意

複数の生命保険に加入していても必ずしも給付金・保険金の希望する金額を満額受け取れるわけではありません。
生命保険には、犯罪防止や加入者間の公平性を守るという目的で限度額が設けられています。

もし、複数保険の加入者に対して過剰に保険金が支払われたりした場合、一部の契約者が不当に大きな利益を得ることになってしまいます。

こういったモラルリスクを排除するため、生命保険会社では、照会制度を利用し他社の申し込み状況や契約状況を共有し、それらの情報を確認したうえで契約とその保険金額が妥当であるかどうかを判断しています。上限額が気になる方は保険会社や代理店に確認してみましょう。

同じ保障内容に複数加入するメリット

生命保険に複数社加入することにおけるメリットを2つ紹介します。

受け取れるお金が増える

それぞれの保険会社へ給付金・保険金を請求できる為、その分受け取れるお金は増えることになります。

例えば、A社とB社の保障内容が同じ医療保険に加入していた場合、保障対象となる入院や手術をした際にはそれぞれの医療保険から給付金を受け取れることになります。このように一度により多くの保障を受けることができます。

しかしながら、同じ医療保険でも保険会社ごとに保障内容や設定されている給付金額・保険金額が多少なりとも異なります。A社の医療保険で保障対象外であったが、B社の医療保険では対象となるようなことも考えられますので、複数の保険会社に加入することで経済的リスクを回避することもできます。

一度で複数の保障を受けられる

同じ保険商品でも保険会社によって保障内容、保障範囲、給付金額・保険金額、特約の種類などが異なります。それらの各保険商品の特徴を生かし、備えておきたい保障を組み合わせて加入することでより幅広い保障内容に充実させることができます。

例えば、A社とB社の医療保険において入院給付金の限度日数が異なる場合、A社の入院給付金が限度日数を超過してしまっても、B社の入院給付金の限度日数が無制限であれば、日数を気にすることなく請求できます。
異なる保障内容・保障範囲の保険商品に組み合わせて複数加入することで、幅広い範囲のリスクに備えることが可能です。

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同じ保障内容に複数加入する3つのデメリット

生命保険に複数加入するにはメリットがある反面、デメリットもあります。後に後悔しないためにもきちんと抑えておきましょう。

保険料が高くなる

もしもの為に沢山の手厚い保障を備えておけば将来に向けた安心を買うことができますが、もちろんその分保険料も増えてしまいます。

保険料が高くなり、かえって家計を圧迫してしまうこともあります。保険料を払い続けることができずに結局契約解除になってしまった場合には、払い続けた保険料が無駄になってしまいます。

保険料を払い続けられる範囲で、保障内容と保険料のバランスを考慮し、本当に必要な備えを見極めて加入しましょう。また、生命保険は掛け捨てのものや、早期解約すると返戻金が元本割れしてしまう商品も多いため、気軽に解約してしまうと損してしまうこともあるので気をつけましょう。

管理が煩雑になる

あれやこれやと複数の保険会社に長年加入していると、把握しきれないことがあります。
生命保険は、自動車保険と異なり保険期間が長いため、一度加入したら請求するような事象が起こらない限り思い出すタイミングがなく、加入していること自体忘れてしまうことも考えられます。

各保険会社のそれぞれの保障内容を把握しきれず、どこの保険会社にどんな保険商品に加入しているか分からなくなった場合、請求できる事情が起こっても請求することなく、‟請求漏れ”にもなりかねません。

もし、請求を放っておいて3年の請求期間を過ぎてしまうと、時効により請求権が消滅し、給付金あるいは保険金を請求できなくなることもあります。折角保険料を払い続けていたのに、請求できなくなってしまうのはもったいないですから、管理できる範囲で保険に加入しましょう。

請求手続きが煩雑になる

保険会社へ請求する際には、給付金の場合は請求書と診断書、保険金の場合は請求書、死亡診断書(死体検案書)、保険証券、受取人の印鑑証明と戸籍謄本、被保険者の戸籍謄本など様々な書類が必要になります。
また、書類によっては流用ができず原本が必要であったり、各保険会社所定の請求書や診断書が必要な場合もあります。

診断書や本人確認書類などは発行するためだけに病院や役場へ行ったりと、手間と時間がかかります。

死亡や疾病などただでさえ大変な中、これらの必要な書類を複数社分揃えなくてはなりません。各社で契約内容・加入状況などによって必要な書類が異なりますので、複雑になり不備となった場合には保険会社とのやり取りに、更に手間と時間がかかる可能性もあります。

各社の保障内容や加入状況を把握したうえで事前に請求方法や必要書を予め確認し、いざ請求する際にはスムーズに手続きを済ませるようにしましょう。

貯蓄もできる死亡保険でもしもに備えるなら

まとめ

生命保険は万が一が起きた時に収入や貯蓄だけではカバーできない出費に備えるために加入するものです。もしもに備えることは大切ですが、過剰に備えようとすると保険料が膨らみ、家計の収支バランスが悪化してしまいます。

自分や家族に万が一のことが起きた時にどれぐらいお金が必要になるのか、現在の貯蓄や収支バランスを考慮した上で重複して加入すべきか判断しましょう。

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