がん保険のコラム

がん保険は何歳から入る人が多い?早期加入のメリット・デメリット

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生涯に日本人の2人に1人ががんに罹患するとされています。がんは高額な治療費がかかることもあるので、がん保険に入ろうというニーズは多くあります。しかし、若いうちは罹患率も低いですし、収入も少ないことから「もう少し年をとってからでもいいかな」と考える人もいると思います。

実際のところがん保険には何歳から加入する人が多いのか、若いうちから加入することのメリット・デメリットについて紹介します。

年齢代別のがん保険加入率

何歳からがん保険に入っている人が多いのか、生命保険文化センターの平成28年度「生活保障に関する調査」より紹介します。

年齢別がん保険・がん特約の加入率(全生保)
全体男性女性
18~19歳4.5%8.2%0.0%
20歳代21.8%19.6%23.9%
30歳代44.3%44.8%43.8%
40歳代44.2%48.0%41.6%
50歳代42.6%41.9%43.0%
60歳代33.7%36.8%31.3%

※民間の生命保険会社やJA(農協)、県民共済・生協等で取り扱っているがん保険・がん特約の加入率
出典:生命保険文化センター「平成28年度『生活保障に関する調査』」

上表より20歳代では20%前後の加入率が30歳代では約44%に上昇します。家族が増えたり住宅を購入したりして、「子供が独立する前や住宅ローンの返済中にがんになってしまったら大変だ」という思いからがん保険に加入する人が増えるのだと思われます。

以下記事ではライフステージ別や住居種類別のがん保険の加入率を紹介していますので、より細かく知りたい場合は参考にしてみてください。

割合
どれくらいの人が入ってる?がん保険の加入率
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年齢別のがん罹患率

生涯では2人に1人はがんになりますが、年齢別の罹患率は一定ではありません。若いうちのがんの罹患率は低く、年齢が高くなるとがんの罹患率も高くなります。国立がん研究センターがん対策情報センター「がん登録・統計」によると、年齢階級別のがん罹患率は以下のようになっています。

年齢階級別がん罹患率

男性は30代後半から上がり始め、50代から急激に上昇していきます。また、50代前半までは女性の方が罹患率が高くなっています。

また、同じく国立がん研究センターがん対策情報センターの最新がん統計より現在年齢別のがん罹患リスクについても紹介します。例えば、現在40歳の男性が20年後までにがんと診断される確率は7%とのように読みます。

■男性の累積罹患リスク(2014年全国推計値データに基づく)

現在の年齢10年後20年後30年後40年後50年後60年後70年後80年後生涯
0歳0.1%0.3%0.5%1%3%8%21%41%62%
10歳0.1%0.4%1%2%8%21%41%62%
20歳0.3%0.9%2%7%21%41%62%
30歳0.6%2%7%21%41%62%
40歳2%7%20%41%63%
50歳5%19%41%63%
60歳15%38%63%
70歳29%60%
80歳53%

■女性の累積罹患リスク(2014年全国推計値データに基づく)

現在の年齢10年後20年後30年後40年後50年後60年後70年後80年後生涯
0歳0.1%0.2%0.6%2%6%11%19%30%47%
10歳0.1%0.5%2%5%11%19%30%47%
20歳0.4%2%5%11%19%30%47%
30歳1%5%11%19%29%47%
40歳4%9%18%29%46%
50歳6%15%26%44%
60歳9%21%41%
70歳14%36%
80歳28%

出典:国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター「最新がん統計」

※累積罹患リスクとは、ある年齢までにある病気と診断されるおおよその確率です。ただし、その病気と診断されるまでは死亡しないという仮定を置いています。累積罹患率を0から1までの分布になるように補正したものです。(累積罹患リスク=1-exp(-累積罹患率))

若いうちから入るメリット・デメリット

20歳代のがん保険の加入率は約20%と他の年齢代よりは少ないですが一定数は加入しています。若いうちからがん保険に加入するメリット・デメリットを紹介します。

早期加入のメリット

保険料が安い

他の生命保険でもいえることですが、終身タイプのがん保険は若いうちに加入したほうが毎月支払う保険料が安く済みます。1回当たりに支払う保険料だけでなく保険料払込総額も若いうちに加入したほうが安く済むこともあります。毎月の負担はできるだけ抑えたいという場合は若いうちから加入することも検討しましょう。

告知で加入できないリスクが減らせる

若くて健康のうちの方が健康状態に関する告知でがん保険に加入できないというリスクを減らすことができます。がん保険はがんに関係することの告知が中心ですが、年を取るごとに健康状態が悪化してがん保険に加入できなくなる可能性は増していくでしょう。

働き盛りの間の経済的リスクをカバーできる

若いうちはがんに罹患する確率は低いですが、子供の教育費が多くかかる時期などにがんになってしまった場合、経済的ダメージや心理的ダメージはかなり大きくなります。そのような場合でもがん保険に入っていれば、家計へのダメージを軽減することができます。確率は低くても起こったときの損失が大きいものへの備えという保険の役割に合致した働きが期待できます。

早期加入のデメリット

保障内容が古くなる可能性がある

がん治療は日進月歩で進歩しています。例えば、昔はがん治療は入院して行うものでしたが、現在では入院せずに通院で治療するケースも増えています。入院に対する保障がいくら手厚くても入院しなければ入院保障での給付金は受け取れません。若い人が現在の治療に合わせた保障のがん保険に入っても、がんになる確率が高くなる老年期にはあまり意味がない保障になっている可能性は否定できません。折を見て保障内容ががん治療の実態に合っているのか確認していく必要があります。

損をした気分になりやすい

実際はがんになってしまったときの金銭的リスクへの備えをしているので「損」ということはないのですが、若いうちはがんの罹患率が低いので保険料だけ支払って「損」をしているというような気分になりやすいです。不必要な保障であれば保険料を支払うだけ損ですが、その人にとって必要な保障であれば解約してしまう方が損となるでしょう。こうした気分となることを避けるためにも加入前に何のためにがん保険が必要かはっきりさせておくとよいでしょう。

まとめ

がん保険の加入率は20歳代で約20%、30歳代で約44%です。結婚や出産、住宅の購入などを機に加入を考えるケースが多いのではないでしょうか。がん保険に入るか否かはその人の考え方や経済状況などによるところはありますが、がんのリスクが高まってからでは告知や免責期間の関係で遅いということもあり得ます。若い方が保険料が安いということもあるので、がんに対しての備えが必要だと感じたのであればその時ががん保険の加入を検討する時期といえるでしょう。

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