老後のお金といっても具体的にはどういったお金が必要なのでしょうか。収入面では「公的年金」が65歳から受け取れますが、会社の定年退職は60歳前後の方が多いのではないでしょうか。実際に年金が貰えるまでの間の繋ぎのお金や、そもそも年金だけのお金では生活費が足りないと感じられる方が積み立てておくお金も老後のお金です。この老後のお金の準備には個人年金保険が役立ちます。

老後のお金どう用意する？

老後のお金の準備は、退職金や財形貯蓄、確定拠出年金や貯金、そして投資といった手段があります。しかし、普段の生活もそんなには余裕もなく、子育ての費用や生活費といった分でもお金が必要であり、しっかり投資運用できている人は中々いないでしょう。

老後資金を作るためには計画的なお金の配分が必要で、リスクとリターンをしっかり考える必要があります。

投資は元本割れリスクがある

一般的に投資はリスクが生じます。投資の中でも株式投資や証拠金取引はリターンも見込める代わりに元本割れリスクがあります。それ以外にも不動産投資や債券といったとても多くの種類の投資商品がありますが、リスクがあることを忘れてはなりません。

老後のお金は人生において非常に重要で、失敗することはできません。証券会社や銀行の窓口での勧誘等には十分注意し、本当に自分自身が理解し納得したもののみを検討するようにしましょう。投資にはリスクがあるということを絶対に忘れてはいけません。

しかし、投資をしないとお金が大きくは増えないこともまた事実です。過度にリスクを恐れるのではなく、資産全体の中でのリスクとリターンのバランスを考えて老後資金を準備していくことが大切です。

個人年金保険は確実にお金が用意できることが最大のメリット

個人年金保険は早期解約しなければ元本を割れるというリスクは基本的にはありませんが、お金はそう増えません。リスクは非常に低いですが、リターンが非常に低い商品です。

しかしながら、確実にお金を貯められるということが個人年金保険の最大のメリットです。子供の教育費を用意するのに学資保険を使う場合が多いですが、これと同様の考え方です。老後資金が毎月強制的に保険料という形で積み立てられていきます。強制的に積み立てられていくので、お金があるとついつい使ってしまうというような貯金が苦手な人にはメリットが大きいです。何となく投資は怖いなと思っているけれども老後のお金はしっかり用意したいという方に向いている商品です。