緩和型医療保険のコラム

睡眠時無呼吸症候群でも入れる医療保険はある?

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睡眠時無呼吸症候群は放置していると心疾患や脳卒中、糖尿病のリスクが増すなど恐ろしい病気です。また、日中の眠気から事故を起こす危険性も増します。しかし、健康状態に問題があると医療保険には入りづらくなります。睡眠時無呼吸症候群でも入れる医療保険はあるのでしょうか。

一般の医療保険には入りづらい

睡眠時無呼吸症候群の場合、一般的な医療保険には入りづらくなります。睡眠時無呼吸症候群の症状が進行すると心疾患や脳卒中、糖尿病などのリスクが増すので健康な人よりも入院や手術をする可能性が高くなるからです。

健康な人と同じ条件・保険料で加入できてしまうと契約者間で不公平が生じてしまいます。また、保険を使う確率が保険会社の想定よりも高くなったら保険を継続させるためにも全体の保険料を上げざるを得なくなってしまうでしょう。そのため、睡眠時無呼吸症候群をはじめとして健康状態に問題がある方は一般の医療保険には入りづらくなっているのです。

医療保険にどうしても入りたいという場合、睡眠時無呼吸症候群であることを隠してしまいたいという欲求にかられます。しかし、嘘をついて申し込みをしてはいけません。保険金の請求時に保険会社の方で調査が行われ、そこで睡眠時無呼吸症候群を隠していたことが分かると保険金が支払われなかったり契約が解除されてしまったりする可能性があります。保険料の払い損となるので嘘をついて加入するのは絶対にやめましょう。

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引受基準緩和型なら入りやすい

睡眠時無呼吸症候群になったら医療保険に入るのをあきらめなければならないかというとそういうわけではありません。一般の医療保険には入りづらくなりますが、引受基準緩和型の医療保険であれば睡眠時無呼吸症候群でも入りやすくなっています。

引受基準緩和型医療保険とは、保険会社が契約を引き受ける基準を緩和している医療保険で、具体的には健康状態に関する告知項目を3~5個程度の「はい」「いいえ」で答えられる質問に限定しています。この質問にすべて「いいえ」と答えることができれば申し込むことが可能です。引受基準緩和型医療保険の告知項目は以下のようなイメージです。

  • 現在入院中ですか?
  • 過去3か月以内に入院や手術、検査をすすめられたことはありますか?
  • 過去2年以内に病気やケガで入院したことや手術をしたことはありますか?
  • 過去5年以内にがん(悪性新生物)で入院または手術をしたことはありますか?

※あくまでもイメージです。告知項目は保険会社によって異なります。

睡眠時無呼吸症候群の治療を受けていても直近で入院や手術をしていなければ加入できる可能性があります。また、引受基準は保険会社によって異なるので、A社には契約を断られたけどB社には加入できたというようなことも起こりえます。保障内容を比較する意味も加えて、医療保険に入りたいという場合は複数の保険会社を比較することが大切です。

引受基準緩和型医療保険にデメリットはある?

睡眠時無呼吸症候群など健康状態に不安があっても入りやすい引受基準緩和型医療保険ですが、何かデメリットはあるのでしょうか。引受基準緩和型医療保険のデメリットを紹介します。

保険料が割高

引受基準緩和型医療保険は通常の医療保険と比べて保険料が高くなっています。持病や既往症がある人は加入時に健康な人と比べて入院や手術をする可能性が高いです。つまりは保険金が支払われる可能性が高く、保険を破綻せずに成り立たせるために通常の医療保険よりも保険料が高くなっています。

一定期間内は保障が半減される商品が多い

加入後1年間など一定期間内は入院給付金や手術給付金などの給付額が50%に削減される商品も多いです。睡眠時無呼吸症候群に関連した病気・ケガ以外でも給付額が削減されてしまいます。ただし、最近は保障1年目から給付金が全額受け取れるような商品も出てきています。

特約のバリエーションが少ないことがある

引受基準緩和型医療保険では選択できる特約の種類が同じ保険会社の一般の医療保険と比べて少なくなっていることがあります。入院や手術以外にも様々なことに備えたいと思っていても該当する特約がなく、保障をあきらめざるを得なかったり別の保険を探さなければいけなかったりすることもあるのです。また、特約が用意されていても一般の医療保険のものよりも保険料が高く設定されていることもあります。

睡眠時無呼吸症候群の症状が進むことによるリスク

睡眠時無呼吸症候群によって適切な睡眠がとれていないと様々な病気のリスクが上昇します。まず、無呼吸による低酸素状態と正常な酸素状態を繰り返すことで血管内皮細胞が障害され、体内の炎症につながり、動脈硬化が進みます。また、無呼吸状態から呼吸が再開したときには身体は寝ているのに脳は起きた状態になります。すると、寝ている最中は身体を休めるために本来は副交感神経が優位となっていますが、副交感神経よりも交感神経の方が優位となり、血圧や血糖値が上昇します。この状態が続くと心疾患や脳卒中、糖尿病のリスクが上昇します。

さらには、良質な睡眠がとれていないことから日中に眠気を感じることになり、これが交通事故につながることになります。日本で睡眠時無呼吸症候群が広く知られるようになったきっかけとなったのも、2003年に山陽新幹線の運転士が最高時速270kmで運転中に8分間居眠りをしたものでした。その後も睡眠時無呼吸症候群を原因とした事故がたびたび報道されています。また、アメリカでの研究結果ですが、睡眠時無呼吸症候群の患者は健常な人と比べて7倍交通事故を起こしやすいというデータもあります。病気に加えて交通事故で死傷するリスクも高くなるのです。

まとめ

睡眠時無呼吸症候群の場合、健康な人よりも入院や手術のリスクが増えるために一般の医療保険への加入が難しくなります。しかし、健康状態に関する告知を限定している引受基準緩和型医療保険であれば加入できる可能性があります。保険料が割高などのデメリットもありますが、心疾患や脳卒中、糖尿病、交通事故などのリスクが上がることを考えると医療保険による保障があるのはありがたいところです。保険会社によって引受基準は異なるので複数の保険会社を比較してみるとよいでしょう。保障内容の比較もできるので、より自分に合った保険を探せることにもつながります。

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