緩和型医療保険のコラム

パニック障害でも入れる医療保険はある?

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パニック障害とは、身体的な異常はないにもかかわらず動悸や呼吸困難、胸痛、めまい、吐き気などの症状が不意に出現するパニック発作が繰り返し見られる状態です。パニック発作の発生時は激しい不安感や恐怖感に襲われ、これらの症状への不安から行動範囲が狭くなり日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。パニック障害は100人に1人ほどと割と身近な病気ですが、パニック障害の場合、医療保険に加入することはできるのでしょうか。

治療中の一般的な保険の加入は難しい

パニック障害の治療中という場合は一般的な生命保険や医療保険への加入は難しくなってしまいます。パニック障害に限らず、精神疾患の治療中は生命保険や医療保険の加入は難しくなります。完治したという場合も完治後5年など一定の期間がたっていないと加入を断られてしまいます。

パニック障害がある場合、健康な人よりも保険を使う可能性が高いので、健康な人と同じ条件・保険料で加入できると契約者間で不公平が生じてしまいます。それを防ぐために、パニック障害を含め持病がある場合は保険に加入しづらくなっているのです。

ただし、パニック障害の治療中という場合は一般の医療保険に入ることは難しいですが、すべての医療保険に入れないというわけではありません。次に紹介する引受基準緩和型医療保険であればパニック障害でも医療保険に入りやすくなっています。

引受基準緩和型なら入りやすい

パニック障害などの持病があっても引受基準緩和型医療保険であれば加入しやすくなっています。引受基準緩和型医療保険とは、漢字の通り、保険会社が契約を引き受ける基準を緩和している医療保険です。具体的には健康状態に関する告知項目を3~5個程度の「はい」「いいえ」でこたえられる質問に限定しています。それゆえ、限定告知型と呼ばれることもあります。

引受基準緩和型医療保険の告知項目は以下のようなイメージです。

  • 現在入院中ですか?
  • 過去3か月以内に入院や手術、検査をすすめられたことはありますか?
  • 過去2年以内に病気やケガで入院したことや手術をしたことはありますか?
  • 過去5年以内にがん(悪性新生物)で入院または手術をしたことはありますか?

※あくまでもイメージです。告知項目は保険会社によって異なります。

通常の医療保険でもいえることですが、契約を引き受ける基準は保険会社によって異なります。A社では入れなかったけどB社では加入できたということも起こり得ます。医療保険に入りたいという場合は保障内容を比べるという意味でも複数の会社を比較してみることが大切です。

引受基準緩和型医療保険にデメリットはある?

持病があっても入りやすい引受基準緩和型医療保険ですが、一般の医療保険と比べていくつかのデメリットがあります。引受基準緩和型医療保険のデメリットを紹介します。

保険料が割高

引受基準緩和型医療保険は一般の医療保険と比べて保険料が高くなっています。持病がある場合、健康な方と比べて入院や手術をする確率が高いので、保険金を請求する確率も高くなります。一般の医療保険よりも多くの保険金が請求されるのに保険料が同じでは、保険会社が受け取る保険料よりも支払う保険金や保険の運営費の方が大きくなってしまいます。したがって、引受基準緩和型医療保険は一般の医療保険と比べて保険料が高くなっているのです。

一定期間は保障が半分になる商品も多い

加入後1年間など一定期間内は入院給付金や手術給付金などの給付額が50%に削減される商品も多いです。持病と関係がない病気・ケガによる入院や手術であっても保障額が減らされてしまいます。契約を引き受ける基準を緩和しているので、保険会社側のリスクを低減させるためにこうした設計となっているのです。しかし最近ではこの保障が削減される期間がなく、初めから100%保障される商品も出てきています。

特約のバリエーションが少ないことがある

引受基準緩和型医療保険では選択できる特約の種類が同じ保険会社の一般の医療保険と比べて少なくなっていることがあります。入院や手術以外にも様々なことに備えたいと思っていても該当する特約がなく、保障をあきらめざるを得なかったり別の保険を探さなければいけなかったりすることもあるのです。また、特約が用意されていても一般の医療保険のものよりも保険料が高く設定されていることもあります。

がん保険であれば入りやすい

他の病気がないことが前提となりますが、パニック障害でもがん保険であれば比較的入りやすいです。なぜなら、パニック障害であればがんになりやすいというようなデータはないからです。がん保険はがんの保障に特化しているので健康状態に関する告知もがんに関するものが中心となっています。パニック障害であってもがんに関係する病気の経験や検査結果の異常がなければがん保険に加入できる可能性は十分にあります。

生涯で日本人の2人に1人はがんに罹患するというデータもあります。高額療養費制度があるとはいえ、治療が長期化した場合の家計へのダメージはかなり大きくなってしまうでしょう。そうした背景からせめてがんには備えたいという場合にはがん保険を検討してみるとよいでしょう。

まとめ

パニック障害の治療中という場合、一般の医療保険に入ることは難しくなります。完治後も5年など一定の期間が経過しないと加入は難しいです。しかし、引受基準緩和型医療保険であれば治療中であっても加入できる可能性は高まります。一般的な医療保険と比べて保険料が割高といったデメリットもありますが、医療保険に加入したいという場合はぜひ検討してみてください。

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