緩和型医療保険のコラム

貧血でも医療保険に入ることはできる?

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厚生労働省「平成29年患者調査」によると、貧血の総患者数は13.9万人で多くの方が貧血となっていることが分かります。長年貧血に悩まされているという人も、健康診断などで指摘されて初めて気が付いたという人もいるでしょうが、医療保険に加入する際に貧血であることは何か悪い影響はあるのでしょうか?

貧血でも医療保険に入れる?

貧血の場合で医療保険に加入できるかは、貧血の程度や貧血となっている原因によっても変わります。貧血の程度が軽かったり、完治から一定の期間が経過していたりすれば問題なく医療保険に加入できる場合もあります。しかし、貧血の症状が重かったり貧血の原因として他の病気が隠れている可能性があったりして、入院や手術のリスクが高いと判断されたら医療保険の加入は難しくなります。

一口に貧血といってもその症状や原因は様々であり、また、保険会社によって加入の判断基準は異なる部分があります。貧血であれば絶対に医療保険に加入できないということはないので、貧血の症状や原因、ヘモグロビンの値、入院の有無などを正確に告知の上で実際に医療保険に申し込んでみるのがよいでしょう。

一般の医療保険に加入できなかったときは?

仮に一般の医療保険に申し込んで加入を断られてしまったとしても、まだあきらめる必要はありません。引受基準緩和型の医療保険であれば加入できる可能性があります。

引受基準緩和型医療保険とは、漢字の通り、保険会社が契約を引き受ける基準を緩和している医療保険です。「持病があっても入りやすい」などと宣伝しているのを見聞きしたこともあるのではないかと思います。どのように緩和しているかというと、健康状態に関する告知が3~5項目程度の「はい」か「いいえ」で答えられる質問になっていて、それにすべて「いいえ」と答えられるのであれば申し込み可能となっています(過去の保険料の支払状況など健康状態に関すること以外で契約できないこともあります)。

告知項目は保険会社によって異なりますが、イメージとしては以下のような形になっています。

  • 現在入院中ですか?
  • 過去3か月以内に入院や手術、検査をすすめられたことはありますか?
  • 過去2年以内に病気やケガで入院したことや手術をしたことはありますか?
  • 過去5年以内にがん(悪性新生物)で入院または手術をしたことはありますか?

※あくまでもイメージです。告知項目は保険会社によって異なります。

入院や検査をすすめられたからその前に加入しておくということはできませんが、貧血など健康状態に不安があっても加入しやすくなっています。また、通常の医療保険にも言えることですが、引受基準は保険会社によって異なります。そのため、同じ人でもA社では加入できず、B社では加入できるということが起こりえます。保障内容を比較する意味でも、複数社の医療保険を検討してみるのがよいでしょう。

引受基準緩和型医療保険のデメリットは?

健康状態に不安がある方でも入りやすい引受基準緩和型医療保険ですが、それゆえ、一般の医療保険と比べるとデメリットといえる部分もあります。どのようなデメリットがあるのか紹介します。

保険料が割高

引受基準緩和型医療保険は通常の医療保険と比べて保険料が高くなっています。持病がある方や健康状態に不安がある方は健康な方と比べて入院や手術をする確率が高いので、保険金を請求する確率も高くなります。多くの保険金が請求されるのに保険料が通常の医療保険と同じでは保険を運営していくことができません。したがって、引受基準緩和型医療保険は通常の医療保険と比べて保険料が高くなっているのです。一般の医療保険に加入できる方が高い保険料を払って引受基準緩和型に入る必要はないので、先に一般の医療保険の加入を検討するのがよいでしょう。

一定期間は保障が半分になる商品も多い

加入後1年間など一定期間内は入院給付金や手術給付金などの給付額が50%に削減される商品も多いです。自分が加入時に抱えている健康不安とは関係がない病気・ケガによる入院や手術であっても保障額が減らされてしまいます。契約を引き受ける基準を緩和しているので、保険会社側のリスクを低減させるためにこうした設計となっているのです。しかし最近ではこの保障が削減される期間がない商品も出てきています。

特約のバリエーションが少ないことがある

引受基準緩和型医療保険では選択できる特約の種類が同じ保険会社の通常の医療保険と比べて少なくなっていることがあります。入院や手術以外にも様々なことに備えたいと思っていても該当する特約がなく、保障をあきらめざるを得なかったり別の保険を探さなければいけなかったりすることもあるのです。また、特約が用意されていても一般の医療保険のものよりも保険料が高く設定されていることもあります。

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貧血だとなぜ保険に加入しづらくなる?

貧血の場合、その症状や原因によっては一般の医療保険に加入することは難しくなります。「たかが貧血」と思うかもしれませんが、なぜ貧血だと医療保険の加入がしづらくなるのでしょうか?

貧血で医療保険に加入しづらくなるのは、健康な人よりも入院や手術の可能性が高くなるからです。貧血になる人も多く、また、体も貧血の状態に慣れてしまうので軽く考える人も多いですが、貧血の状態というのは血液が酸素を運搬する能力が低下していることになります。そのため、体内に酸素を供給するために心臓の働きが過多となってしまう恐れがあります。重い貧血を放置していると、高拍出性心不全を招くことも考えられます。

また、貧血となっている原因として別の病気が潜んでいることもあります。子宮筋腫などの子宮の病気により月経過多で貧血となることもありますし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など消化器系で出血を起こしていて貧血となることもあります。重篤なものとしては白血病の初期症状として貧血となっている可能性もあります。

このように、貧血の場合は健康な人よりも入院・手術の可能性が高く、特に症状が重い方や貧血の原因が分かっていない方は医療保険の加入がしづらくなってしまいます。

まとめ

貧血の場合、症状や原因によっては一般の医療保険に加入しづらくなります。しかし、まったく医療保険に加入できなくなるというわけではありません。症状や原因、ヘモグロビンの値、入院の有無などを正確に告知の上で医療保険に申し込んでみるとよいでしょう。仮に、一般の医療保険に加入できなくても引受基準緩和型医療保険であれば加入できる可能性があります。保険料が割高などのデメリットもありますが、健康状態に不安がある方でも加入しやすくなっています。一般の医療保険でも引受基準緩和型の医療保険でも保険会社によって引受基準は異なるので、複数の保険会社の商品を比較してみましょう。

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