潰瘍性大腸炎とクローン病は、指定難病とされており、完治させる治療法が見つかっていなない病気です。大腸及び小腸の粘膜に炎症が起こり、腹痛や下痢、血便などの症状がありますが、症状のコントロール次第では長期にわたって寛解を維持することができます。そういった症状があっても、生命保険に入れるのでしょうか?
目次
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潰瘍性大腸炎やクローン病は生命保険に入りにくい?
潰瘍性大腸炎とクローン病は、再発することが多い疾患であるが故に、保険加入については症状が暫く安定していれば加入できるか、部位不担保の条件付きでの加入となり基本的にはハードルが高いといえます。医療保険、がん保険、死亡保険、就業不能保険について加入できるか解説します。
医療保険は部位不担保の条件付き△
医療保険への加入は直近でしばらく症状が安定している場合は、加入出来るかもしくは部位不担保の条件付きでの加入となる可能性があります。
潰瘍性大腸炎やクローン病は、長期にわたって症状がでない寛解状態を維持することも可能とされています。症状がしばらく落ち着いており、長期の入院や大きな手術が直近2~5年以上ない場合は医療保険に加入できる可能性があります。
しかし、症状次第では大腸・直腸および肛門に部位不担保付きの医療保険になる可能性もあります。不担保の期間は症状や保険会社の判断によって異なりますが、永年不担保になる可能性もあります。
もし不担保付きの医療保険になった場合、指定された期間中は大腸の手術+入院をしても給付金は支払われません。
がん保険への加入は難しい✕
潰瘍性大腸炎やクローン病は、大腸癌を発症するリスクが高い為、がん保険への加入は難しくなっています。
しかしながら、医療保険と同じように診断から暫く症状が安定しており2~5年長期入院や大きな手術がない場合は、大腸に関するがんは保障は不担保となる条件付きのがん保険となる可能性もあります。
不担保付きのがん保険に加入するか、もしくは引受緩和型医療保険にがん特約を付けることを検討してもよいでしょう。
死亡保険は加入できるかも?!
死亡保険は、被保険者が死亡もしくは高度障害状態に陥った際に保険金が保障される保険です。そもそも入院や手術を保障するものではない為、症状が安定していれば加入できる可能性もあります。
ただし、保険会社の判断によっては、割増保険料であったり保険金額に上限が設定されるなどの条件が付くこともありますので、できるだけ複数の保険商品を比較して満足のいく死亡保険を見つけるとよいでしょう。
就業不能保険は疾病不担保の条件付き△
就業不能保険は病気やケガで長期間働けなくなったときに保障される保険です。その為、長期的な就労リスクがあると判断されてしまうと加入できなかったり、特定疾病不担保付きの契約内容になる可能性があります。
潰瘍性大腸炎とクローン病は再発したり安定したりを繰り返すことがある為、長期の就労リスクがあるとみなされており、加入のハードルは高くなっています。加入不可、もしくは保障範囲が狭くなった特定疾病不担保付きの保障内容になる可能性があります。特定疾病不担保が付くと、万が一大腸に症状が再発して長期入院となった場合でも、保障されません。
引受基準緩和型なら加入しやすい

通常の医療保険への加入を断られてしまっても、まだ諦める必要はありません。「持病があっても加入しやすい」と宣伝されている引受基準緩和型の医療保険があります。
引受基準緩和型医療保険は基本的に持病の悪化や再発も保障されるのが特徴です。そのため、潰瘍性大腸炎が再発して手術等をおこなった場合でも保険金を受け取ることができます。通常の医療保険で特定部位不担保の条件が付いてしまっても、再発や悪化に備えたい方は検討してみるとよいでしょう。
通常の医療保険に比べて加入条件が緩やかになっているため、持病や既往歴のある人でも加入しやすくなっています。健康状態に関する告知が3~5項目程度と少なく、以下のような質問にすべて「いいえ」と答えられれば申し込みが可能です。
- 現在入院中ですか?
- 過去3か月以内に入院や手術、検査をすすめられたことはありますか?
- 過去2年以内に病気やケガで入院したことや手術をしたことはありますか?
- 過去5年以内にがん(悪性新生物)で入院または手術をしたことはありますか?
※あくまでもイメージです。告知項目は保険会社によって異なります。
引受基準緩和型は持病があっても入りやすくなっている分、保険料が割高になっているので注意が必要です。加入の前には支払い続けられる保険料か十分に確認しましょう。
以前は契約してから一定期間は保障額が半額になることが多かったのですが、最近では保障が削減される期間がない商品も出てきています。保険会社によって告知項目や保障内容は異なるので複数の会社のものを比べて検討するのがおすすめです。
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潰瘍性大腸炎やクローン病を隠すのはNG!
加入しにくくなるからといって持病を隠して申し込むのは告知義務違反となります。もし告知をせずに保険に加入すると、給付金が支払われなかったり契約解除となります。保険会社への告知は嘘をつかずに正しく行うようにしましょう。
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潰瘍性大腸炎やクローン病でも保険加入にするには?
潰瘍性大腸炎やクローン病でも保険に加入できるのはどのような状態なのでしょうか。加入しやすい状態として次の3つがあげられます。
- 診断後数年経過し症状が落ち着いている
- 直近数年入院・手術歴がない
- 年齢が30歳以上
診断後数年経過し症状が落ち着いている
潰瘍性大腸炎やクローン病は完治しない病気ですが、症状が軽度であったりコントールできている寛解状態が長く続いており、保険加入後も症状がでるリスクがないと判断されれば、保険加入しやすくなります。
保険加入時の告知事項に以下のような直近2~5年以内の健康状態について問われる項目があります。このような質問の回答が「はい」であれば保険加入後に入院・手術のリスクがあるとされ、保険加入が難しくなります。
直近2~5年の健康状態についての告知項目
・過去5年以内に病気や怪我で7日間以上の期間にわたり、医師の診査・検査・治療・投薬を受けたことがありますか。
・過去2年以内に、病気や怪我で入院をしたこと、もしくは手術を受けたことがありますか。
→これらに該当しなければ、加入できる可能性があります。
直近数年入院・手術歴がない
直近数年で入院・手術がなく、投薬治療や食事療法などで症状が安定している場合は、保険加入後も入院・手術のリスクが低いとみなされ、保険加入しやすくなります。
潰瘍性大腸炎やクローン病は内科的治療に効果がなかった場合、外科的治療が必要になることがあります。外科的治療が行われると術後管理の為に入院も必要になり、また、術後の再発率も高くなるといわれています。
保険加入時の告知事項に以下のような項目があります。上記のことから、質問の回答が「はい」の場合、保険加入は難しくなります。
直近の入院・手術歴を問う告知項目
・最近3か月以内に医師による診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがありますか。
・過去5年以内に病気や怪我で手術を受けたことがありますか。
→これに該当しなければ、加入できる可能性があります。
年齢が30歳以上
潰瘍性大腸炎とクローン病共に10代から20代の若年層に発症することが多いといわれています。
30歳以降は症状が比較的安定する傾向があることから、医療保険に加入できる可能性も高くなります。
潰瘍性大腸炎やクローン病で受け取れる給付金は?
入院・手術給付金
潰瘍性大腸炎やクローン病では外科的手術に伴い、入院を要するケースがあります。そういった場合、入院給付金・手術給付金・入院一時金を請求することができます。
通院給付金
入院後に通院治療をした場合、通院給付金も請求することができます。
