学資保険のコラム

学資保険はどう選ぶ?選び方のポイントを紹介!

投稿日:2020年5月8日 更新日:

子供のための学資保険、契約するのであれば失敗したくないものですよね。しかし、世の中に学資保険は数多くあり、どのように選んだらいいのかなかなかわかりづらいです。そこで、学資保険をどのように選べばいいのか、その選び方のポイントを紹介します。

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学資保険の選び方のポイント

加入目的をはっきりとさせる

まずは何のために学資保険に加入するのかをはっきりとさせましょう。学資保険は大きく2つに分けて、教育資金の準備に特化したタイプと医療保障も兼ね備えたタイプとがあります。子供の医療保障の要・不要でどちらのタイプのものを選ぶべきか変わります。

また、後にも紹介しますが、学資保険は商品によって保険金を受け取れる時期に違いがあります。大学入学前にまとめて受け取るのか、18歳~22歳の5年間に分けて受け取るのかなどです。特に大きな費用が掛かる大学入学初年度に備えるのを目的としているのであれば大学入学前にまとめて受け取る方が良いでしょう。

一口に学資保険といっても商品ごとに差異があるので、何のために学資保険に加入するのかをはっきりとさせておく必要があります。

返戻率を確認する

学資保険を選ぶ際に重要となるものの一つに返戻率があります。返戻率とは支払った保険料総額に対してどれだけの保険金を受け取れるのかの割合を表したもので、「保険金・祝い金の合計÷総払込保険料×100」で計算されます。返戻率が100%を超えると支払った保険料の合計よりも多くの保険金・祝い金を受け取れることとなり、100%を下回ると支払った保険料の合計よりも少ない保険金・祝い金しか受け取れないことになります。同じ保障内容であれば返戻率が高いほど有利な学資保険といえるでしょう。

学資保険の返戻率を比べる際に注意しなければならないのが、医療保障が付いたものと付いていないものとの間で返戻率を比べてはいけないということです。医療保障があればそれにかかる保険料の分、どうしても返戻率が低くなります。しかし、医療保障が必要なのであれば返戻率が低いから選ばないというのは正しくないでしょう。返戻率を比べるのであれば自分の加入目的に合った学資保険の中で比べることが大切です。

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いつ・いくら受け取れるのか確認する

学資保険の保険金をいつ・いくら受け取れるのか確認しましょう。学資保険は商品によって保険金を受け取れるタイミングとその時にいくら受け取れるかが異なります。例えば、同じ200万円を受け取れるのでも、大学入学前にまとめて200万円受け取るタイプ、18歳から22歳にかけて5年間40万円ずつ受け取るタイプ、中学校・高校入学時にそれぞれ祝い金で16.6万円受け取り大学入学時に166万8千円受け取るタイプなどがあります。

基本的に受け取る年齢を後ろ倒しにするほど返戻率が高まっていくので、返戻率のみを重視して選ぶと22歳までかけて保険金を受け取るタイプが候補に挙がることが多くなります。しかしそれで選ぶと、大学入学時に多くの保険金を受け取りたい場合や中学校入学時や高校入学時にも受け取りたいという場合はニーズに合っていないことになります。返戻率のみでなく、いつ・いくら受け取れるのかにも着目して学資保険を選ぶようにしましょう。

払込期間を確認する

保険料の払込期間についても気にかけておきましょう。何年間かけて保険料を支払うかです。払込期間で多いのが18歳まで、15歳まで、10歳までです。払込期間が短いほど返戻率が高くなる傾向にありますが、1か月あたりの保険料は高くなります。月々の支払いに余裕があり部活などでの出費が増える中学・高校までに保険料を払い終えたいという場合は10歳まで、毎月の保険料が高いと支払っていけるか不安があるのであれば18歳までというように選びます。

学資保険選びの注意点

途中解約すると元本割れの可能性

学資保険は途中解約すると元本割れする可能性が高いです。損をしてしまわないようにきちんと最後まで支払いきれる保険料なのか契約時にしっかりと確認する必要があります。支払えるかギリギリの保険料で契約した場合、予想外の出来事で収入が減ったり支出が増えたりしたら保険料を支払えなくなってしまいます。学資保険の保険料を支払う期間は10年や18年などにわたるので、その間保険料を支払えるように多少のゆとりは持っておくことが必要です。

学資保険以外も検討してみる

教育費を貯める方法は学資保険だけではありません。同じ保険で貯めるにしても学資保険ではなく終身保険で貯めるという方法もあります。終身保険も貯蓄性のある保険で、保険料払込期間を過ぎた後に解約すると支払った保険料よりも多くの解約返戻金を受け取れる商品もあります。そうした商品を活用して、保険料払込期間を10年などに設定し、大学入学前などに解約して解約返戻金を受け取るのです。学資保険の中ではあまり良い商品を見つけられなかったという場合にはほかの方法も検討してみましょう。

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まとめ

学資保険を選ぶ際には、まず何のために加入するのか加入目的をはっきりとさせ、その目的に合った商品の中から返戻率などを参考に選ぶことが大切です。逆に返戻率のみにとらわれて目的に合わない商品を選んでしまわないように注意しましょう。また、途中解約すると多くの場合は元本割れしてしまうので、しっかりと最後まで保険料を払い続けられるかも確認しておくべきでしょう。そして最後になりますが、子供のための学資保険なのだから後悔しないようにしっかりと比較して学資保険を選びましょう。


堀田健太

著者情報

堀田 健太
東京大学経済学部金融学科を卒業後、2015年にSBIホールディングス株式会社に入社、インズウェブ事業部に配属。以後、一貫して保険に関する業務にかかわる。年間で100本近くの保険に関するコンテンツを制作中。

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