がん保険のコラム

がんにかかりやすい年齢は?

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がんは歳を取るほど発症率が上がっていく病気ですが、部位によってかかりやすい年齢が異なります。部位別・年代別の患者数を見てみましょう。

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がんは何歳ごろにかかるもの?

小児がんを除くと、男性は30代から少しずつ発症者数が増えていきます。一方、女性は乳がんや子宮頸がんといった女性特有のがんを発症する確率が20代から上がっていき、20代~50代までのがんの罹患率は男性よりも高いという特徴があります。そして歳を取るにつれ発症率は上がり、男女ともに50代~70代にかけて特に発症者が増える傾向にあります。

がんは部位によってかかりやすい年齢が異なる

歳を取るにつれがんの発症者は増加する

下の図はがん患者を部位別に分けた際に登録者数が多い上位12位の部位別・年代別のグラフです。20代からがんを発症する人はいますが、年齢と共に増えていき多くの場合70代が発症者数のピークとなります。


出典 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)2019年データより

女性特有のがんも部位によってかかりやすい年齢は異なる

大腸がんや肺がんなど、多くのがんが50代から70代にかけて急激に発症率が上がる一方で、女性特有のがんに関しては30代~50代がピークになります。

以下は女性特有のがんを発症した患者の登録数の年代別グラフです。30代になると急激に乳がんの発症件数が上がり、子宮頸がんに関しては20代から30代後半にかけて発症者数が急に増えていることがわかります。


出典 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)2019年データより

がんの生存率は?

がんの5年生存率は64.1%

年を取るにつれがんを発症する確率は上がります。昔はがん=死ぬ病気という認識が強く、実際に1958年の国内がん患者の死亡率は95.5%もありました。しかし医療技術の進歩により、その認識は改まりつつあります。

以下のグラフは男女別の1993年~2011年の5年生存率です。胆のうがん・胆管がんや膵臓がん患者の生存率は30%以下と残念ながら未だに低い生存率になっていますが、男女ともに喉頭がん、皮膚がん、甲状腺がんなどは80%以上となっています。

全部位の男女合計の5年生存率は64.1%です。


出典 全国がん罹患モニタリング集計 2009-2011年生存率報告(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター, 2020)
独立行政法人国立がん研究センターがん研究開発費「地域がん登録精度向上と活用に関する研究」平成22年度報告書

がん治療後の生活も考える必要がある

がんの生存率が上がるということは、がん治療中や治療後の生活を考えなければなりません。がんというと長期入院・長期治療というイメージがありますが、近年は短期間の入院・手術の後は通院での治療が多くなっています。

通院治療を選択した場合、自己負担額がどれだけかかるのか、がん治療の副作用で体調不良が続いたら仕事とどうやって両立していくのか、収入はどれぐらい減少するのか等を考慮した上で「もしも」に備える必要があります。

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がんの準備をしっかりしたいという方はがん保険を検討してみよう

がん保険は加入から90日は免責期間となるため、がんになった時のためにしっかり備えておきたいという方は免責期間を認識しておきましょう。

がんの保障を特に手厚くしたいのであればがん保険が最適ですが、がんの保障はそこそこでその他の病気やケガによる入院・手術にも備えたければ三大疾病特約付きの医療保険も検討対象になります。一括資料請求でじっくり比較してみたり、無料のオンライン保険相談サービスで保険のプロに相談してみたりと、ご自分に合う方法で「もしも」に備えましょう。

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