大好きな推しを応援するために推し活をする人が増えていますが、推し活にはお金がかかってしまいがちです。推し活費用のために貯金をしようとしても長続きしない、少しでも貯まったら崩してしまうなどなかなか貯金ができない、という方はいませんか?毎日の生活が楽しくなる推し貯金の方法を紹介します。
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推し活にはお金がかかる!
一口に推し活といってもジャンルによってかかる費用は様々です。アーティスト・アイドルのコンサートや俳優が出演している舞台を観に行く人もいれば、CDやBDを複数購入する、漫画やアニメのグッズを買う、ライブ配信で投げ銭をするなどお金の使い道は異なります。推し活の年間費用はどのくらいかかるのでしょうか?
楽天インサイト株式会社の「推し活に関する調査」によると、推し活に年間にかかる費用で一番多いのは「5,000円未満」で21.8%、中央値は「20,000~30,000円未満」となっていました。意外とお金がかかっていないと思われる方もいるかもしれません。推し活の方法は様々で、動画コンテンツやテレビを観ることやSNSで情報発信することも推し活に含まれます。上手にお金を使わずに推し活をしている人が多いのかもしれませんね。
しかし、年間10万円以上の費用がかかっていると答えた割合は全体の12.1%を占め、「30万円以上」と答えた割合は3.9%もあります。特にコンサートやライブ、観劇で遠方へ遠征する場合はチケット代やグッズ代以外にも交通費や宿泊費、飲食費もかかるため、一回の遠征で数万円以上と高額になってしまいがちです。推しが出ているコンサートや舞台は自分の目で見たいという方、推しのグッズは何が何でも集めたいという方はその目的に向けて貯金をしていきましょう。
「推し活」に使っている金額(2023年)
金額(円/年) | 割合 |
---|---|
5,000円未満 | 22.3% |
5,000~10,000円未満 | 14.2% |
10,000~20,000円未満 | 12.8% |
20,000~30,000円未満 | 11.1% |
30,000~40,000円未満 | 6.0% |
40,000~50,000円未満 | 5.8% |
50,000~60,000円未満 | 5.8% |
60,000~70,000円未満 | 3.2% |
70,000~80,000円未満 | 2.3% |
80,000~90,000円未満 | 2%未満 |
90,000~100,000円未満 | 3.6% |
100,000~200,000円未満 | 6.0% |
200,000~300,000円未満 | 2.2% |
300,000円以上 | 3.9% |
推し貯金の方法は?
現金で貯金する
手軽に始めるなら貯金箱へお金を貯める方法があります。500円玉など専用の貯金箱を使う事もありますが、途中で挫折しがちでもあります。貯金のモチベーションを高めるために推しにときめいた時に貯金する人や、「推しがテレビに出演したら〇円貯金する」「推しがSNSに投稿したら〇円貯金する」など独自のルールを設けることで、貯金を楽しんでいる人も多いようです。
先取り貯金をする
半年後にあるコンサートに行きたいけど遠征で費用がかかる、推しの生誕を盛大に祝いたい等、まとまったお金が必要なこともありますよね。そんな時は銀行口座を分けて貯蓄する先取り貯金をしてみましょう。生活費と推し活費の口座を分け、お給料が入ったらまず推し活用口座に貯金して残りのお金で生活をします。貯金の分を初めから存在しないものとして生活することで、「お金があるとついつい使いすぎてしまう!」という方でも貯金をすることができます。「収入-生活費=貯金」ではなく、「収入-貯金=生活費」という考え方です。貯金の金額の目安は月の収入の10%~30%です。自分の家計の状況に合わせて続けることができる金額で貯金していきましょう。
貯金が続かない人におすすめの方法
貯金箱や銀行口座へ貯金していても推し貯金のルールが面倒になって止めてしまった人や、ついついお金を引き出してしまい貯金が続かなかったという人も少なくないのではないでしょうか。そんな時には毎月自動的に貯金が出来て、なおかつお金を引き出しにくい方法で貯金をするのがおすすめです。
さらに、まとまった金額を貯金できるため、推し活に夢中になってついお金を使い過ぎてしまう人や将来のためのお金を分けておきたい人にも向いています。
積立保険
保険で貯金?と思う方もいるかもしれませんが、毎月保険料を積み立てていき満期が来た時にまとまったお金を受け取れる貯蓄型保険というものがあります。商品によっては積み立てた金額より戻ってくる金額が増えるのも嬉しいポイントです。銀行預金の利率は低いので、貯金してもお金が増えない…という悩みを解消してくれます。
積立保険では毎月自動的に保険料が引き落とされるので、貯金するのを忘れてしまったり貯金分まで使い込んでしまったりする可能性が低くなります。途中で解約をしてしまうと、これまで支払った保険料よりも少ない金額しか返ってこないことがあるため「損をしたくない」という気持ちから解約しにくくなります。お金を下ろすハードルが高くなり、目標の金額を達成しやすくなりますね。
また、積み立てたお金の使い道は自由なので、推しへの応援に使うのはもちろん、結婚した時や家を購入する時など自分の将来のために使うこともできます。
貯金が苦手な方に向いています
個人年金保険
個人年金保険も貯蓄型保険の仲間です。保険料を積み立てていく点は積立保険と同じですが、受け取れる年齢と受け取り方に違いがあります。個人年金保険では60歳など一定の年齢になったら年金のように保険金を受け取れます。何年間かけて積み立てるのか、5年や10年など何年にわたって年金を受け取るのかなど個人の事情に合わせて選ぶ事ができるのが一般的です。
こちらも途中で解約するとこれまで支払った保険料よりも戻ってくる金額が少ない可能性が高いので、今後保険料を支払い続けることができるのか十分に検討しましょう。今では60歳以上のシニア世代でも推し活が広まっています。推し活は若い世代だけの趣味ではありません。老後も推し活をして人生を豊かにしたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
老後の準備を今から始めたい方に
新NISA
新NISAは投資で得た利益が非課税になる制度です。投資先の株式や債券の価格が上昇すれば貯金や保険よりも大きいリターンも期待できるのがポイントです。金融機関によっては毎月100円から投資を始められ、好きなタイミングで資産を売却できます。急にまとまったお金が必要になった時でも柔軟に資産を活用することができます。
一方で、投資はマイナスになる可能性もあるので注意が必要です。3~6ヶ月分の生活費を既に貯金できている人や投資商品や売買について知識がある人に向いている方法といえます。
まとめ
推し活によって自分が楽しむだけでなく、仲間ができて交流をしたり、仕事のモチベーションが上がったり前向きな気持ちになれるのも推し活の良いところですよね。「今」お金を使うことも大事ですが、「将来」の推し活や自分に向けて貯金をすることも推し活をより充実するために必要かもしれません。
推し貯金としてまとまった金額を貯めたい場合や将来のためのお金を分けたい場合は積立保険や個人年金保険など保険を活用した貯金方法を考えてみませんか。