将来のために貯金をしようと思って始めてみてもなかなか貯まらないし、続けられない…とお悩みの方はいませんか?実は貯金を続けるにはコツがあるのです。貯金をするための5つのコツを紹介しますので、ぜひ今日から実践してみましょう。
目次
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貯金ができない人の特徴
まずは貯金ができない人の特徴を紹介します。これに当てはまっていないか自分の行動を振り返ってみましょう。
生活費の残りを貯金している
毎月の生活費を残りを貯金しようとしている人はなかなか貯金することができません。収入が十分に高くて普段からあまりお金を使わない人であればこの方法でも貯金できますが、そうでなければついつい無駄遣いしてお金があまり残らず貯金があまりできません。あらかじめ月の貯金額を決めて貯金するようにしましょう。
支出の内訳を把握していない
支出の内訳を把握していないとついつい無駄遣いしてしまったり、無駄にお金を払っていることに気づかなかったりして貯金をすることができません。日々の買い物だけでなく、スマホとともに契約した使っていない有料オプションの料金を支払い続けていないかなど隠れた無駄遣いにも目を向けるようにしましょう。
貯金の目標が高すぎる
貯金の目標が高すぎると、初めの数カ月は貯金できても生活が苦しくなったり目標を達成できなくて挫折してしまったりして貯金が長続きしません。家計の状況に合わせて月の手取りの10%~30%程を貯金に回すようにしましょう。
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貯金をするための5つのコツ
目標を明確にする
何のために貯金をするのか目標が明確になっている方が貯金をしやすいです。期日・金額・お金の使い道を具体的に決めましょう。住宅購入の頭金を貯めるために5年後までに300万円貯めるという具合です。そこから、1年あたり60万円、1か月あたり5万円のように逆算して月の目標金額を決めましょう。
具体的な目標を決められない場合は手取りの10%を貯金に回すというように収入の割合で目標を決めてみましょう。
少額から始めてみる
貯金をするうえで大切なのは貯金をする習慣を作ることです。貯金をしていない状態からいきなり大きな額を貯金しようと思ってもなかなか続かないので、月1万円などの無理のない額から始めてみましょう。そして、貯金できるようになったら将来の目標金額に向けて徐々に貯金額を増やしていきましょう。
先取り貯金をする
毎月の生活費の残りを貯金するのではなく、貯金分を先に確保しておいて残った金額で生活するようにしましょう。このとき、給与振込口座から自動的に貯金用の別の口座に振り込まれるように設定しておくと先取り貯金を忘れることなく続けられるのでおすすめです。財形貯蓄や積立定期預金、貯金ではありませんが積立保険などが活用しやすいでしょう。
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固定費を削る
無駄に払っている固定費を削ってその分を貯金に回しましょう。保障が大きすぎる保険を見直す、スマホの有料オプションを解約する、年会費のかかるクレジットカードであまり使っていないものは解約するなど支出内容を確認してみて無駄な固定費を削減しましょう。
お得な制度を活用する
生命保険料控除やiDeCoによる所得控除(小規模企業共済等掛金控除)などを活用して税金の負担を軽くする、電力自由化で電力会社を変更できるようになったので電気代が安い会社に変更する、などのようにお金を節約できるような制度・仕組みについてはどんどん活用して自由にできるお金をふやしましょう。
まとめ
この記事では貯金ができない人の特徴と貯金をするためのコツを紹介しました。貯金ができない人の特徴に当てはまっているのならその行動を見直し、貯金をするためのコツに従って貯金を開始しましょう。貯金残高を見てため息をついていてもお金は貯まりません。貯金残高を見てニンマリできるように今から行動を開始しましょう。
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著者情報
堀田 健太
東京大学経済学部金融学科を卒業後、2015年にSBIホールディングス株式会社に入社、インズウェブ事業部に配属。以後、一貫して保険に関する業務にかかわる。年間で100本近くの保険に関するコンテンツを制作中。