「貯金をしようと思っているけれどもなかなか増えない…」と悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。貯金が増えないということは収入と支出がほぼ釣り合っている状態です。そうなってしまっている原因を突き止めて貯金を増やせるようになりましょう。
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貯金が増えない原因は?
貯金が増えていかない原因を5つ紹介します。当てはまると感じるものがあればそれを改善して貯金ができるようになっていきましょう。
支出を把握していない
何にいくら払っているのか把握していないとなかなか貯金は難しいです。毎月かかる費用はもちろんのこと、保険などで年払しているもの、車検や賃貸の更新費用など何年かに1回かかるものなども含めて支出の状況を把握しましょう。
もちろん細かい数字が把握できるのならばそれが好ましいですが、ざっくりとこれくらいと把握するだけでも効果があります。支出額を意識することで貯金が貯まりやすくなります。細かい計算は苦手、家計簿は続かないという人も完璧を目指さなくてもよいので支出の状況の把握に努めましょう。
生活費と貯金を分けていない
生活費として普段使うお金と貯金を一緒の口座に入れていませんか?もしそうであるならば貯金用の口座を用意して生活費とは分けるようにしましょう。生活費と貯金が一緒になってしまっていると、ついつい貯金用のお金も使ってしまってなかなかお金が貯まりません。
貯金は貯金用の口座に貯めるようにして、その口座からは鉄の意志でお金を引き出さないようにしましょう。普通預金ではなく定期預金や積立型の保険など引き出すのにひと手間必要なところに貯めていくのもよいでしょう。
生活費の余った分を貯金している
毎月の生活費で余った分を貯金に回しているという場合は、収入から先に貯金分を引いて残った金額で生活をするようにしましょう。先取り貯金と呼ばれる方法です。
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先取り貯金をすることによって毎月安定して貯金をすることができます。ただし、貯金する金額が多すぎるとすぐに破たんしてしまうので、最初は1万円や2万円などの金額から始めて慣れてきたら貯金額を増やすとよいでしょう。
根拠のない「安心感」を買っている
格安SIMではなく大手キャリア、新電力ではなく地域の大手電力会社、ダイレクト型自動車保険ではなく代理店型自動車保険など、根拠もないのに謎の安心感を求めて高いサービスを利用していませんか?
きちんと理由を持っているのであればよいのですが、安いサービスを検討もせずに「何となく不安だから」と敬遠しているのであればその態度は改めましょう。「不安を取り除けない方が悪い」というのは一理あるのですが、貯金が増えないと悩んでいるのであれば積極的に情報を集めにいって、節約できる部分は節約していきましょう。
目標が高すぎる
貯金ができない人は貯金の目標を高く持ちすぎる傾向にあります。目標を高く持ちすぎて早々と失敗したり、少額では意味がないと貯金をしなかったりします。月5000円や1万円など小さな金額からでもよいので確実にコツコツと貯めていきましょう。そして貯金をすることになれたら次第に貯金する金額を増やしていきましょう。
貯金を増やす方法は?
貯金を増やしていくには、上で紹介した5つの原因を取り除くことが重要です。すなわち、支出を把握して無駄な費用を省き、実現可能な目標額で生活費用の口座とは別の場所に先取り貯金をしていくのです。
支出の把握が苦手ならば家庭簿アプリを利用する、何が無駄な費用か分からなければ家計相談サービスを利用したりTwitterなどに公開したりして他の人の目線から指摘をもらうなどの工夫をしましょう。
また、貯金をする場所として銀行預金でもよいですが、より貯金を崩してしまいにくい場所にするのがおすすめです。つみたてNISAで低コストな投資信託を積み立てたり、投資は難しいと感じるのであれば積立保険を契約したりして、貯める用のお金を引き出すのにひと手間必要にしてしまうのも一つの手です。
そして何よりもこの記事を読み終えたらすぐに行動することが大切です。貯金を増やす方法を知っても実際に行動に移さなければ貯金は増えていきません。まずは少額でもよいので実際に貯金を増やすための行動を起こしましょう。
まとめ
貯金が増えないのには原因があります。この記事では、「支出を把握していない」「生活費と貯金を分けていない」「生活費の余った分を貯金している」「根拠のない『安心感』を買っている」「目標が高すぎる」という5つの原因を紹介しました。これらの原因に思い当るところがあるのであれば、すぐに改めて少額からでも確実に貯金を増やしていきましょう。
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著者情報
堀田 健太
東京大学経済学部金融学科を卒業後、2015年にSBIホールディングス株式会社に入社、インズウェブ事業部に配属。以後、一貫して保険に関する業務にかかわる。年間で100本近くの保険に関するコンテンツを制作中。