女性向け医療保険のコラム

帝王切開の費用を解説!保険金でいくらカバーできるの?

投稿日:2022年7月20日 更新日:

現在出産を控えている方は、「帝王切開になるかもしれない」と不安を感じている人もいるのではないでしょうか。全ての妊婦にとって帝王切開になる可能性はあり、当然それには費用もかかってきてしまいます。出産や子育てはお金がかかるので、できるだけ保険金でカバーしたいですよね。この記事では、帝王切開に掛かる費用や保険金でどのくらいカバーできるのか、またその他費用を抑える方法などを解説していきます。

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帝王切開とは

母子の安全を最優先に考えたうえで経腟分娩(産道を通って腟から赤ちゃんが娩出される一般的な出産方法)が難しいと判断された場合に、おなかと子宮を切開し赤ちゃんを直接娩出する出産方法を帝王切開といいます。

帝王切開の割合は?

帝王切開で出産する人の割合は1990年には病院で11.2%、診療所で8.3%でしたが、2020年ではそれぞれ27.4%、14.7%となり、どちらとも2倍以上に増加しています。

以下の表で3年毎の割合を見てみても、年々帝王切開が増加していることがわかります。

出典:「令和2(2020)年医療施設(静態・動態)調査(確定数)・病院報告の概況」「診療等の状況」より「表20 分娩件数の年次推移」を参照(厚生労働省)

帝王切開になる理由は?

帝王切開になる理由は様々ですが、大きく分けて以下に分類されます。

予定帝王切開

出産前の健診の段階で赤ちゃんが逆子であったり、前置胎盤や既往歴などによって自然分娩リスクが大きいと判断された場合あらかじめ手術日を決めて帝王切開を行うことを言います。

緊急帝王切開

お産が始まってからお母さんや胎児の状況によって帝王切開に変更する必要があると医師が判断した場合、緊急で帝王切開を行うことを言います。

帝王切開にかかる費用は?

帝王切開の平均的なトータル費用は60~70万円程度であると言われています。自然分娩が50万前後だと言われているため、自然分娩より帝王切開の方が費用がかかってしまいます。また費用の項目によって負担額が異なるため、以下にて細かくみていきましょう。

①出産費用
自然分娩の時に出産費用として病院でかかる費用は全額自己負担であり、選んだ産院によって費用に差があります。ただし健康保険から 出産育児一時金として42万円の支給がなされるため、自己負担は10万前後が目安でしょう。

②帝王切開の分娩費用
帝王切開になると病気と同じ扱いとなるため健康保険が適用となります。よって、帝王切開の分娩費用は通常の医療を受けたときと同じく3割負担になります。

③帝王切開にかかる費用
帝王切開にかかる必要な検査費、処置費、薬剤費、入院費なども、3割負担の健康保険が適用になります。帝王切開の分娩費用と合わせて15万円の費用がかかれば、病院の会計窓口で支払う金額は3割の4万5000円程です。

④その他
少し紛らわしいのですが、入院中の食事代や個室などを希望した場合の差額ベッド代、新生児管理保育費用、赤ちゃんの検査・薬剤料、赤ちゃんの処置・手当料、産科医療補償制度利用費などは全て自己負担となるので注意しましょう。

帝王切開の入院の期間や費用は?

一般的な自然分娩の入院日数は5日程度ですが、帝王切開では7日~10日程度の入院が必要だと言われています。上記に記載した通り入院費や入院中の食事代、新生児管理保管費用などは自己負担となってしまうため、入院が長期化することで支払う費用が高額になるケースも多くみられます。院費は、病室の利用料と食事代のことで、一般的な病院で相部屋にした場合、1日2万円前後が目安です。 

帝王切開の費用を抑えるには

民間の保険を活用

医療保険

医療保険は入院や手術に対して保険金が出ます。帝王切開をして入院した場合も給付対象となる可能性が高いうえ、手術についても、帝王切開を対象とする保障に加入している場合は保険金を受け取ることができます。また帝王切開以外の様々な病気やケガに備えることもできるため加入しておくと安心です。

女性向けの医療保険

女性向けの医療保険とは、女性特有の病気などに対して、特に手厚い保障を受けられる医療保険のことです。帝王切開や妊娠・出産に関する合併症などが含まれるものが多いため、加入している場合は手厚い保障が受けられます。

健康保険を活用

出産育児一時金

上記でも説明しましたが、出産育児一時金は、出産時に加入している健康保険から1人あたり42万円が支給される制度です。この一時金は、支給されることで黒字いわゆる儲けが出る場合でも満額支給されます。

出産手当金

出産手当金は、会社勤めをしている人(健康保険被保険者)が、出産をするために会社を休んだ場合に受け取れるお金です。おおよそ、休む前の給料の3分の2程度が支給されると考えておけばいいでしょう。支給される期間は、出産日(出産日が予定日よりも後になった場合は予定日)より前の42日(双子や三つ子などの多胎妊娠の場合は98日)から、出産の翌日以後56日目までのうち、実際に会社を休み、給与の支払いがなかった期間です。

付加金・付加給付

出産育児一時金に加え、所属している健康保険組合によっては別途付加金や出産育児付加給付、お祝い金などの独自の制度が整備されている場合があります。自身の健康保険を確認してみましょう。

自治体の制度を活用

お祝い金

自治体によっては、地域での子育てを応援するため出産するとお祝い金を支給するケースがあります。また児童手当は自治体に関係なく支給されますが、それに加えて子育て支援のための手当も支給されたり、2人目、3人目と支給金額が増える自治体などもあるようです。

プレゼント

これは出産後に役立つ内容ですが、タクシー券や買い物券、おむつ一年分やクーポンなどのプレゼントを行っている自治体もあります。申請しないともらえないケースもあるため、自分が住んでいる地域のホームページなどを確認してみましょう。

事前に医療保険加入を

帝王切開後は加入できない場合も

保険加入する際は既往歴や通院歴などを告知する義務があり、帝王切開に関しても告知を要するケースがほとんどです。過去に帝王切開の手術歴があったり、妊娠中に医療保険に入ろうとすると、一部の保障が適用外になってしまったり保険加入自体ができない可能性もあります。

妊娠・出産により病気にかかる可能性

妊娠や出産は女性への身体の負担が大きく、妊娠中や出産後に女性特有の病気などにかかってしまうケースがあります。ただでさえ出産や育児に費用がかかってくる中で、無保険状態で追加の医療費も払うとなると出費が大きくかさんでしまいます。万が一の出費に備え事前に医療保険への加入をしておく方がよいでしょう。

家族の今後にあった保障を選ぶ安心

医療保険は保障内容や保険料の改正が都度行われおり、各保険会社によってサービスは様々です。また自身の年齢や家族構成、生活スタイルによって保障内容のニーズも変わっていくものです。仮に今医療保険に加入していたとしても、今の保障内容が本当に今の自分の生活や家族構成にとってベストな内容であるのかを、一度しっかりと見直してみることをオススメします。

また見直すだけでなく、各保険会社を一括資料請求サービスなどで比較検討してみることでより自分や家族にとってベストな医療保険に切り替えることもできるかもしれません。

まとめ

今回は、帝王切開に掛かる費用や保険金でどのくらいカバーできるのか、またその他費用を抑える方法などを解説しました。帝王切開は母子の健康を最優先したうえで行われるもので、増加傾向にあります。緊急で帝王切開となるケースもあるため、事前に医療保険に加入しておくなどして安心して出産に励むことをおすすめします。医療保険を効率よく比較して保険会社を探すには一括資料請求サービスがとても便利です。またその他、健康保険や自治体の給付などもしっかりと活用していきましょう。

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