がん保険のコラム

がん保険は必要?がんの罹患率と必要な治療費

投稿日:2019年6月3日 更新日:

日本人の2人に1人は「がん」にかかるとされています。それゆえ、多くの方ががん保険を検討しているのですが、日本は公的保険制度が充実しているため、がん保険の必要性は薄いと主張する人もいます。がんの罹患率や必要な治療費などからがん保険の必要性について考えていきます。

がんにかかる確率は?

国立がん研究センターの「最新がん統計」によると、生涯で何らかのがんに罹患する確率(2014年データに基づく)は男性62%、女性47%です。一生涯の間で2人に1人はがんに罹患する計算です。しかし、これは生涯でがんにかかる確率です。若いうちはがんになる確率は低く、男女ともに50歳代くらいから罹患率は上昇します。そして、高齢になるほど罹患率は上昇していきます。

男性

現在の年齢10年後20年後30年後40年後50年後60年後70年後80年後生涯
0歳0.1%0.3%0.5%1%2%7%21%41%62%
10歳0.1%0.4%0.9%2%7%20%41%62%
20歳0.2%0.8%2%7%20%41%62%
30歳0.6%2%7%20%41%62%
40歳1%7%20%41%63%
50歳5%19%40%63%
60歳15%38%63%
70歳29%60%
80歳53%

女性

現在の年齢10年後20年後30年後40年後50年後60年後70年後80年後生涯
0歳0.1%0.2%0.6%2%5%11%18%29%47%
10歳0.1%0.5%2%5%11%18%29%47%
20歳0.3%2%5%10%18%29%47%
30歳1%5%10%18%29%47%
40歳3%9%17%28%46%
50歳6%14%25%44%
60歳9%21%41%
70歳14%36%
80歳28%

部位別罹患率

部位生涯がん罹患リスク(%)何人に1人か
男性女性男性女性
全がん62%47%2人2人
食道2%0.5%44人218人
11%5%9人19人
結腸6%5%17人18人
直腸4%2%28人48人
大腸9%8%11人13人
肝臓3%2%29人55人
胆のう・胆管2%2%63人64人
膵臓2%2%42人42人
10%5%10人22人
乳房(女性)9%11人
子宮3%33人
子宮頸部1%78人
子宮体部2%61人
卵巣1%82人
前立腺9%11人
悪性リンパ腫2%2%50人58人
白血病0.9%0.7%106人150人

[出典]国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター「最新がん統計」

がんにかかる治療費

生涯に2人に1人はかかるがんですが、がんの治療にはどれくらいのお金が必要となるのでしょうか。公的保険適用診療(3割負担)の場合、入院費用は20万~30万円ほどです。さらに、高額療養費制度の適用があるので、一般的な所得の方の実際の自己負担額は月9万円ほどに収まります。

平均在院日数入院費用(3割負担)
胃の悪性新生物19.2289,695
結腸の悪性新生物15.7254,236
直腸の悪性新生物316,598
気管、気管支および肺の悪性新生物16.3241,808
乳房の悪性新生物11.5208,878

出典 平均在院日数:厚生労働省 平成29年(2017)患者調査、入院費用:公益社団法人全日本病院協会 医療費(重症度別)2018年度10-12月を加工

しかし、先進医療を受けた時の技術料や差額ベッド代など高額療養費の対象とならない費用もあります。国内では未承認の抗がん剤など自由診療を選択した場合は全額自己負担となります。また、入院時の日用品やお見舞いのための交通費など治療以外にかかる費用も存在することも頭に入れておく必要があるでしょう。

先進医療の費用の例

技術名平均入院期間(日)1件あたりの先進医療費用(円)年間実施件数(件)
陽子線治療17.92,716,0161,663
重粒子線治療5.63,133,6721,008
抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査40.533,773143
自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法-429,46324
泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術6.8393,6676
樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法2.7455,0006

出典 厚生労働省 先進医療会議 平成30年度実績報告「平成30年6月30日時点における先進医療Aに係る費用」

がん保険は必要?

がん保険に入っていれば、がんと診断された時の一時金や入院や手術、通院したときの給付金がもらえます。また、先進医療特約も付けていれば、陽子線治療や重粒子線治療など高額な先進医療による治療を受けた場合に技術料相当額に対しても一時金をもらえます。

公的医療保険の対象となる標準治療だけであればある程度の貯蓄があれば十分に賄える程度の医療費で済みます。しかし、子供の教育費がまだ多くかかる、まとまったお金を支払う貯蓄がない、がん治療が長期間続いたときの医療費や生活費が心配、先進医療・自由診療を費用が理由であきらめたくないという場合はがん保険への加入を検討してみるとよいでしょう。

医療保険に加入していれば不要?

医療保険に加入していればがんも給付対象です。がんで入院や手術したときに医療保険から支給される保険金だけで十分に医療費が賄えるのであれば新たにがん保険に加入する必要性は薄いでしょう。しかし、がん保険はがんに特化している分、がんに関しては医療保険よりも広い範囲で保障を受けることができます。がん保険では、診断一時金がもらえたり、外見の変化をケアするための費用、手術なしで通院で放射線治療をする場合、日帰り入院で手術する場合の費用など、特に昔加入した医療保険では対応しづらい費用に対応していたりします。現在の医療保険の保障内容を確認してみて、がん治療に対応するのが難しいのであればがん保険についても検討してみるのがよいでしょう。

がん保険の検討には一括資料請求

ここまで、がん保険の必要性について考えてきました。がん保険について少しでも必要だと感じるのであれば、まずはがん保険の資料請求をしてみましょう。複数の商品の資料請求をして比較・検討してみることで自分に必要な保障が見えてくることもあります。

日本人の2人に1人は生涯にがんにかかります。がんの医療費が心配な人や先進医療を受ける機会があれば積極的に検討したい人などはがん保険の加入を検討してみましょう。

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