生命保険のコラム

生命保険の解約の手続き方法と注意点

投稿日:2019年7月3日 更新日:

契約している生命保険は、契約者が申し出ることによっていつでも解約する事ができます。しかし、病気やケガなど予期しない出来事に備えて契約していた生命保険を解約すると万一の場合の大きな保障は受けられなくなってしまいます。解約するという場合はいくつかの注意点・リスクを理解してから手続きを進める必要があります。

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生命保険の解約方法

生命保険を解約する時には、契約している保険会社に解約の意志を伝える事で解約する事ができます。解約の意志は代理店やコールセンターに電話で伝えたり、インターネットのマイページで解約手続きを行ったりすることで伝えることができますが、保険会社から送られてくる解約請求書類に記載をし、必要書類を添付して保険会社に返送する必要があります。解約の意志をコールセンターや代理店などに伝える際には、証券番号を伝えられるとスムーズですので保険証券等の証券番号の記載がある書類を準備しておくと便利です。

解約の手続きは本人から

保険の解約は、原則契約者本人からの申出で手続きをする必要があります。本人による手続きが困難な場合は、条件を満たせば代理人からの受付で解約を行うことができます。

解約時に必要な書類

一般的に解約の意志を伝えた後に保険会社から送られてくる解約請求書に署名・捺印をする必要があります。捺印は、契約印での押印が必要な保険会社もありますので準備しておくとよいでしょう。また、本人確認書類のコピーの返送も求められる場合が多いです。解約返戻金の振込口座などの記載を求められる場合もあります。

生命保険解約のタイミング

生命保険の解約日は、一般的には、解約の書類が保険会社に届いた日となります。手続きが完了すると、保険会社から解約の手続きが完了した事の通知が郵送で届きます。一度解約したら保険契約の解約の取り消しをすることはできません。保険会社を変更する場合などは、保険に加入していない期間を発生させないように手続きを行うことが重要です。生命保険の解約には書類のやりとりで日数がかかる場合がありますので、保険会社の変更には無保険期間が発生するリスクをなくすために重複してしまう期間が発生しても、切替先の生命保険の保険の責任開始日が過ぎてからの解約となるように気をつけましょう。

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生命保険の解約返戻金

保険を解約すると、契約内容によっては解約返戻金を受け取る事ができます。しかし、多くの場合、解約返戻金は払込保険料より少ない金額になってしまうようです。貯蓄性のない掛け捨ての保険の場合は、解約返戻金はありません。もともと解約返戻金はない契約内容となっているので、いつ解約しても損得はありませんが、新しく保険に入りなおしたいと思っても年齢や健康状態によって新規で契約できない場合もあります。

貯蓄性の高い積立保険では、解約時に積み立てた保険料が戻ってきます。しかし、解約の時期や商品の特徴によって解約返戻金が払込保険料より少なくなる場合もありますので、十分注意しましょう。

保険料の支払いが厳しいときの対処法

保険料の支払いが厳しいことを理由に解約を検討している場合は、解約以外の方法で保険契約を継続できないかも検討してみましょう。

保険金額の変更

保障額を減らすことで、保険料の負担を減らすことができないか保険会社に相談してみましょう。また、特約を減らしたりするなど本当に必要な主契約のみにすることでも保険料を減らすことができます。

保険料支払い方法の変更

「年払」で支払っていた保険料を「月払」に変更し、1度に支払う保険料負担を軽くするなどの変更を検討してみましょう。ただし、支払う保険料の総額は増えてしまうことには注意が必要です。

払済保険・延長保険への変更

その時点までの解約返戻金をもとに、保険期間はそのままで保険金額を小さくし保障を継続する「払済保険」へ変更し、保険料の支払いストップさせる事ができます。また、保険金額はそのままで、保険期間を短くする「延長保険」への変更を選択する事でも保険料の支払いをせずに保険契約を継続させる事ができます。

契約者貸付の利用

一時的に資金繰りが厳しいという場合であれば、「契約者貸付」の利用を検討するのもよいでしょう。契約者貸付とは、解約返戻金を担保として保険会社からお金を借りることができる制度です。借りられる金額は保険会社・保険商品によっても異なりますが、解約返戻金の7~8割程度が一般的です。お金を借りているので利息が発生するということと、残債がある状態で保険金や解約返戻金が支払われる場合は相殺されてしまうということには注意が必要です。

解約返戻金を利用して保険料の未払いをカバー

「自動振替貸付制度」を利用すれば、保険料の支払いがなかった場合でも、解約返戻金の一定範囲内で立て替えてくれます。保険会社が自動的に保険料を立て替えて保障を継続することができます。

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生命保険を解約する時の注意点とリスク

生命保険の解約を考える理由は保険会社や保障内容を変えたい、保険料が支払えなくなったなどさまざまです。しかし、生命保険を一度解約すると新たに契約しようと思っても、年齢が上がっていて保険料が高くなっていたり、健康状態により加入できなかったりすることもあるため解約は慎重に検討しましょう。

生命保険では、死亡や病気、ケガなど日々の生活の中で予期できない事象で経済的に生活が困難になることに備えることができます。保険料の支払いが困難になってしまい、保険を解約する事を考えている場合には、解約をする前に継続できる手段がないかも確認してみましょう。保障内容を見直し保険料を減らすことの相談や解約返戻金を利用した制度もあります。生命保険は自分と家族を守るための大切な備えとなりますので、生命保険の解約は慎重に行うようにしましょう。

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