生命保険のコラム

20代におすすめの生命保険!元生保社員が解説

投稿日:2024年12月9日 更新日:

20代の人はまだ若く健康だから、生命保険は必要ないと考えている人も多いのではないでしょうか。
30代以降に比べて経済力や貯蓄も乏しい時期だからこそ、必要最低限の保険で万一に備えておくことが大切です。生命保険会社出身の筆者が、20代のうちに加入することのメリット・おすすめの保険商品を解説します。

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20代の生命保険加入率

生命保険文化センターの調査によると、20代の生命保険の加入率は男性だと46.4%女性だと57.1%です。男女共に約半数の人が将来の病気やケガのリスクに備えていることが分かります。
20代は社会人となり自由に使えるお金が増え、将来の備えよりも現在を充実させることに重きをおきがちです。
しかしながら、30代以降に比べて経済的に安定しない時期です。その先万が一のことがあっても、将来をも充実させることができるように生命保険で備えておきましょう。

20代の生命保険料平均

20代が払い込んでいる年間の生命保険料平均額は、男性だと11.9万円(月間約9,920円)、女性だと9.6万円(月間約8,000円)です。
20代で加入する生命保険は、30代以降に比べて病気やケガのリスクが低いことから、必要最低限の保障内容に無理のない保険料で加入することが大切です。
今後のライフプランをしっかり立てて、本当に必要な備えを見極め、納得のいく保険料で加入しましょう。

20代のうちに生命保険に加入する2つのメリット

保険料が安い

生命保険の保険料は年齢が高いほど、高く設定されています。これは、年齢を重ねるにつれて疾病にかかるリスクが高くなるためであり、それに比べて年齢が若く病気やケガのリスクが少ない20代は保険料が安くなる仕組みになっています。したがって、20代の若いうちから加入しておけば、30代や40代、それ以降に加入するよりも支払う保険料総額を抑えることができます。

備えられる選択肢が増える

生命保険の加入時には告知審査があり、その審査をクリアしないと加入できません。その告知審査は年齢や健康状態によって加入しやすさが変わる為、年齢が若く健康な状態であれば比較的どんな生命保険も加入しやすくなっています。加入できる保険商品が多いために選択肢が増え、最適な保険商品を選ぶことができます。

加入できる基準は保険会社やその保険商品によって様々ですが、過去に大きな病気を患っていたり健康診断で指摘項目があった場合は加入できない可能性があります。加入できても一定の条件付きであったり、保険料が高くなってしまいます。
若く健康なうちに加入すれば、加入できる保険商品も多くその中から自分に合った保険を選択することが出来ます。

20代女性に必要な保険

厚生労働省のデータによると、20代女性が入院する理由の1位は「妊娠,分娩及び産じょく」です。
このことからおすすめする保険商品は、医療保険や女性向け医療保険です。

入院給付金は疾病の場合にお支払いとなります。したがって、通常分娩は病気ではないので入院給付金の支払い対象にはなりませんが、以下のような異常分娩によって入院した場合、健康保険の支払い対象期間分がお支払いとなります。また、帝王切開、吸引分娩、鉗子分娩の際に施行される手術についても、手術給付金の支払い対象となります。

異常分娩
切迫早産、切迫流産、子宮外妊娠、妊娠高血圧症候群、帝王切開、重症妊娠悪阻(つわり)、吸引分娩、鉗子分娩など

なお、近年帝王切開による出産が増えており、4人に1人は帝王切開で出産しています。女性向け医療保険に加入していれば、医療保険に重ねて受け取れるので入院する時にかかる費用を十分にカバーすることができます。

20代男性に必要な保険

厚生労働省のデータによると、20代男性が入院する理由の1位は「精神及び行動の障害」です。

このことからおすすめする保険商品は、就業不能保険です。
就業不能保険は、所定の就業不能状態に該当し免責期間を超えてその状態が続いた場合に、まとまった就業不能給付金がお支払いとなります。

精神疾患は他の疾患と比べて治療期間が長いのが特徴です。万一精神疾患に罹患して、入院+医師の指示による在宅療養が続いた場合、働けない状態による収入減をカバーする必要があります。
医療保険の入院給付金は入院した日数分だけ給付金が支払われますが、就業不能保険は就業不能状態である期間に対してまとまった給付金が支払われます。
したがって、入院+医師の指示による在宅療養期間が長い精神疾患については、医療保険よりも就業不能保険である方が働けない期間に対してしっかりカバーできます。

なお、就業不能保険の商品のうち、精神疾患を支払い対象外としている商品がいくつかあります。
万が一の精神疾患に備えて就業不能保険の加入を検討する場合は、精神疾患が保障の対象外になっていないか確認しておきましょう。

20代独身に必要な保険

そもそも生命保険に加入する際には、「誰の」「何のために」加入するのか目的を設定して、その目的に合った生命保険に加入する必要があります。独身の場合、生命保険に加入する目的は「自分自身」の為の「万が一の治療費や収入減のために」加入することになります。

万が一の治療費に備える

20代独身の場合、万一病気やケガにかかったときには自分自身で対処しないといけません。したがって、20代独身の人が生命保険に加入する目的は自分自身のリスクに備えるためです。万が一自身が病気やケガで入院・手術・通院が必要になった時の治療費に備えるには、医療保険が必要になります。

主契約の入院給付金、手術給付金、通院給付金などに加えて、三大・八大疾病、がん、先進医療に備える特約などを付加することが可能となっています。

おすすめの特約

より手厚く備えておきたい人は、医療保険に特約として入院一時金特約を付帯させておくことをおすすめします。入院一時金特約は、日帰り入院や1日の入院からまとまった給付金を受け取れる特約です。入院の長短にかかわらずまとまった給付金を受け取れますので、短い入院でも手厚くカバーすることができます。

厚労省のデータによると、直近30年で平均在院日数は短期化しています。この入院短期化傾向を鑑みると、短い入院でも長い入院同様にまとまった給付金を受け取れる入院一時金特約があれば、1日当たりの給付金をより多く受け取れるかもしれません。

また、入院一時金特約は全ての入院が終了してなくても、入院の途中で入院給付金と一緒に請求することが可能です。先に一時金を受け取っておけば、経済的に余裕をもって治療に臨むことができるのではないでしょうか。

万が一の収入減に備える

経済的に頼る家族がいない独身の場合、病気やケガで働けなくなることが一番のリスクです。ご自身で生活費をやりくりしている方は、収入が途絶えた時の生活保障の手段を考えておく必要があります。そんな万が一の収入減に備えるのが就業不能保険です。

医療保険の入院給付金や通院給付金などは、実際に入院もしくは通院した日数分だけ支払われますが、就業不能給付金は所定の就業不能状態である期間に対してまとまった給付金が支払われます。
したがって、長期の収入減に備える場合は医療保険よりもしっかりとカバーすることができます。

おすすめの就業不能保険の選び方

就業不能保険は基本的に、所定の就業不能状態に該当し、その状態が支払い対象外期間を超えて継続したことを医師により診断されることが給付金の支払い条件となっています。

しかし、保険会社によって「所定の就業不能状態の定義」「給付金の受け取り方」「給付金受取限度回数」「支払対象外期間」が異なって設定されています。例えば、A商品では精神疾患が保障対象であるが、B商品だと保障対象外となっていたりします。保険会社ごとに特徴があるのが就業不能保険です。

いざ請求してみたら思っていたのと違う、といったことがないようにしっかり自分で確かめて納得のいく保険商品に加入しましょう。

20代既婚者に必要な保険

結婚して家族がいる場合は、自分だけの為に加入するのではなく配偶者やお子様の将来の為に生命保険に加入する必要があります。

死亡保険に加入していれば、自分に万が一のことがあった場合、多額の保険金を遺された遺族の当面の生活費などに充てることができます。
また、子供がいる場合は教育資金の準備の為に学資保険を検討するなど、家族構成や家計状況によって加入する保険は異なります。
20代で今後のライフプランが沢山控えているからこそ、自分自身にあった保険に加入しましょう。

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「保険(Insurance)」とインターネット「ウェブ(Web)」の融合から、サイト名『インズウェブ(InsWeb)』が誕生しました。自動車保険の見積もりを中心として2000年からサービスを提供しています。現在の運営会社はSBIホールディングス株式会社となり、公正かつ中立的な立場で自動車保険のみならず生命保険に関する様々なお役立ち情報も提供しています。

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