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ちゃんと知ってる?食物アレルギー

今回は意外にも多くの方々が悩みとして抱えている食物アレルギーをクローズアップします。少しでも多くの方に正しい情報を提供していきます。

食物アレルギーと子供

 「子供の肌に原因不明のしっしんが・・・」「子供が急に嘔吐して・・・」原因は何かと調べた結果、じつは食物アレルギーの症状であるという方は以外に少なくありません。こういったアレルギー症状のあるお子様はたくさんいらっしゃいます。


 東京都福祉保健局の「アレルギー性疾患に関する全都調査」3歳児調査によると、{保護者;対象者8,294人、有効回答数4,305人(51.9%)}これまでに何らかのアレルギー性疾患の症状があった方の割合は回答者全体の51.5%、医師の診断を受けた方は、36.7%でした。この調査により、平成11年度に実施された同調査に比べ、何らかのアレルギー症状のあった方の数が増加していることが判明しました。


特に、食物アレルギーの症状が見られた方の割合は平成11年度では9.4%(診断ありは7.1%)であったのに対し、平成16年度では15.6%(診断ありは8.5%)と大幅に増えているのです。
アレルギー疾患にかんする全都調査

主な食物アレルギーの症状

皮膚粘膜症状 皮膚症状 痒感、じんましん、血管運動性浮腫、発赤、湿疹
眼症状 結膜充血・浮腫、痒感、流涙、眼瞼浮腫
口腔咽喉頭症状 口腔・口唇・舌の違和感・腫張、咽頭締扼感、咽頭浮腫、嗄声、喉の痒み、イガイガ感
消化器症状 腹痛、悪心、嘔吐、下痢、血便
呼吸器症状 上気道症状 くしゃみ、鼻汁、鼻閉
下気道症状 呼吸困難、咳 、喘鳴
全身性症状 アナフィラキシー 多臓器の症状
アナフィラキシーショック 頻脈、虚脱状態(ぐったり)・意識障害・血圧低下
即時型症状・・・原因食物を摂取してから通常2時間以内に出現するアレルギーによる症状を示すことが多い。
アナフィラキシー・・・即時型アレルギー反応のひとつの総称で多臓器に症状が現れる。時にショック症状を引き起こす。
<要注意> これらの症状は、日常生活の中で繰り返し起こるため、食物アレルギーであると気付かないときもあります!
アレルギー物質として原材料表示される食品
必ず表示される食品
(5品目)
小麦、そば、卵、乳、落花生
可能な限り表示することとされている食品
(20品目)
あわび、いか、いくら、えび、オレンジ、かに、牛肉、キウイフルーツ、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
具体的な表示方法
表示の対象となる食品が含まれている場合は、原則として原材料名欄に表示されます。個々の原材料ごとにアレルギー物質名を記載されていたり、原材料名欄の最後にまとめて記載されていたりします。
<表示例>
名称: 洋生菓子
原材料名: 小麦粉、砂糖、植物油脂(大豆油を含む)、鶏卵、バター、脱脂粉乳、洋酒、膨張剤、乳化剤(大豆由来)、酸化防止剤(ビタミンE)
 
名称: めんつゆ
原材料名: しょうゆ、風味調味料(かつおぶし、煮干し、昆布)、砂糖、みりん、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に小麦、牛肉、豚肉、ゼラチンを含む)
(出典:東京都福祉保健局健康安全課食品情報係)


食物アレルギーはごく微量でも発生します。加工食品では、見ただけではアレルギー物質が含まれているか判らないため、表示することになっています。ただし、表示されないものもありますので、注意が必要です。
※表示が勧められている20品目であっても、表示は義務ではないため表示されていない場合があります。
※上記の25品目以外の品目は表示されません。
※必ず表示される5品目であっても、加工食品1kgに対して数mg以下の場合は表示されません。
インタビュー記事:Tell Me Why?
食物アレルギーの方に実体験をインタビューしました。 >>詳細はこちら

ひよこっ子のやってみよう♪ 〜食事日記を活かそう〜

こどものアレルギーを心配するあまり、自己判断で食事療法を行うと、こどもの発育に影響することもあります。特に成長の盛んな乳幼児期や小児期では、慎重に対応しなければなりません。  

 ●自己判断せず、医師に相談しながら食事療法を行いましょう。
●困ったときは一人で悩まず、専門家に相談をしましょう。

簡単にできる♪食事日誌作り
 食事日誌とは、毎日の食事を記録する日誌です。食事日誌をつけると、食物アレルギーの原因となる食品が何かを調べることができます。また、すでに食事療法を実施している場合には、その療法がうまく行われているかどうかを知ることもできます。
  日誌にはおやつ、ジュースなどの飲み物まで含め、1日にとったすべての食事を記録します。献立名やその材料ももれなく記入し、市販の加工品を使ったときには、その原材料もできるだけ書いておくようにしてください。
また、生活の中の出来事や発作や湿しんなどの身体の変化も記録しておきましょう。アレルギー症状が出たときに、食事の内容と生活の状況の記録から、アレルギーの原因となる食物の手がかりを得られることがあります。


食事日記のダウンロードは、東京都福祉保健局健康安全室環境保健課サイト内→メニュー「アレルギー対策」→「食物アレルギーと上手に付き合う『12のかぎ』」P7〜8より可能です。

(出典:東京都福祉保健局「食物アレルギーと上手に付き合う『12のかぎ』」より)
  <見本>
食事日誌


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