03:女性向け保険の現状と加入の考え方
2002年10月11日 FP:吉田江美
女性特有の病気やストーカー被害に対する保障として、各保険会社から女性を対象とした保険商品が続々と登場しています。
女性向け保険では、子宮筋腫や乳がん、帝王切開といった女性特有の病気で入院した場合に通常の入院の倍額が保障されるのが一般的。更に、最近の女性専用保険では、乳房切除や傷跡を目立たなくするための皮膚移植・形成手術・外反母趾の手術までカバーする商品も販売されています。
ストーカーに対する保障では、弁護士にストーカー被害について相談した場合の費用や、実際に被害に遭って防犯グッズを購入した費用にも保険金が支払われる保障も、各社から販売されています。
このように女性のニーズを考慮した保険が増えているのは、歓迎すべきことですが、今回は基本に戻って、女性に保険はどの程度必要なのか考えてみましょう。
- 1. 女性の死亡保障はいくら必要?
- 「女性の死亡保障は葬式代程度で十分」という考え方もありますが、子供がまだ小さくて近くに世話をしてくれる親類などがいない場合、夫の経済的負担も考えておかなければならないケースもあります。
また、シングルマザーのケースでは、母親が死亡した場合には、公的な遺族年金は子供が高校を卒業するまでの間になりますので、不足分については保険で補わなければなりません。
こうしたケースでは、死亡保障は子供が成長するまでの期間の定期保険や逓減定期保険などを検討しておくと良いでしょう。
- 2. 女性の入院保障はいくら必要?
- 入院保障については、女性の寿命も長いことから、一定期間保障があるものよりも終身などの長期間保障があるものを好むケースが多いようです。日額の保障についても、働いている女性であれば、休業補償も考慮に入れ、専業主婦の女性も入院中の家事の料金などを考えて、決めるのが良いでしょう。
家賃や住宅ローンを負担している女性は、医療保険以外にも所得補償保険も併せてリスクをカバーしておくと更に安心といえます。
規制緩和によって生保・損保の境界がなくなり、多くの商品が出てきました。各自の将来設計やライフスタイルに合った商品を上手に選ぶことが大切です。
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